特に優れた業績による返還免除の概要

概要

 大学院で第一種奨学金の貸与を受けた学生であって、貸与期間中に特に優れた業績を挙げた者として日本学生支援機構が認定した人を対象に、その奨学金の全額または半額を返還免除する制度です。
学問分野での顕著な成果や発明・発見のほか、専攻分野に関する文化・芸術・スポーツにおけるめざましい活躍、ボランティア等での顕著な社会貢献等も含めて評価し、学生の学修へのインセンティブ向上を目的としています。
貸与終了時に大学に申請し、大学長から推薦された人を対象として、本機構の業績優秀者奨学金返還免除認定委員会の審議を経て決定されます。

対象者

 大学院(修士課程・専門職学位課程・博士課程)第一種奨学生で、当該年度中に貸与終了する人。
  • ※第一種奨学金(海外大学院学位取得型対象)の奨学生を含みます。
注)令和5年度以降に博士課程において第一種奨学生として採用された人で、博士課程在学中に国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)が実施する「科学技術イノベーション創出に向けた大学フェローシップ創設事業」、「次世代研究者挑戦的研究プログラム(SPRING)」又は「国家戦略分野の若手研究者及び博士後期課程学生の育成事業(BOOST)次世代AI人材育成プログラム(博士後期課程学生支援)」の支援を受けた人は対象外です。
詳細は以下をご確認ください。
【博士(後期)課程】特に優れた業績による返還免除の対象外となる者

手続きの概要

 申請は、奨学金の貸与が終了した月が属する年度に行う必要があります。該当する年度に大学に申請し、大学から日本学生支援機構(以下、機構という)に推薦した方を対象に、機構において審査のうえ決定します。
  • ※申請年度は大学院を修了した年度とは限りません。機会を逃すと申請できませんのでご注意ください。
  • ※長期履修制度を利用されている方は状況により、大学院の終了と貸与終了を合わせることができる場
  • 合がありますので、学生支援課までお問い合わせください。

申請について

例年12月頃に掲載させていただいております。

返還免除内定制度

 大学院に入学し、第一種奨学生に採用された1年次を対象として、貸与終了時に決定する業績優秀者返還免除を内定する制度です。