新たな時代を切り拓くグローバルな医療人を養成します
2024年に藤田学園は創設60年、藤田医科大学は創設56年を迎え、建学の精神「独創一理」のもと、Fujita VISION 2030を定め、「その時、いちばん動ける藤田学園へ」をスローガンに、大規模災害やパンデミックなど多くの社会課題に真正面から取り組んでいます。
本学で学ぶ強みは、4つの教育病院で先進医療を推進する臨床・研究経験豊かな教員や医師、医療従事者による実践的指導が受けられることです。教育病院は、それぞれ特色のある医療を展開しており、大学病院は中部地区広域災害医療の拠点としてドクターヘリや太陽光発電の導入を含めた「病院強靭化」に取り組み、全学生の防災士資格取得も進んでいます。また、2023年10月にオープンした藤田医科大学東京 先端医療研究センターでは、次世代の最先端医療の研究が進められています。
「THE世界大学ランキング」で国内私立大学トップクラスの評価を受け、2022年6月THEアジア大学サミットを日本で初めて開催し、アジア主要大学の首脳陣が集結し世界が求める人材をどう育成するかについて議論しました。本学は学術交流や人材相互派遣を目的としたMOU(大学間協定)をアメリカ、ヨーロッパ、中国など21か国37大学と締結し、今後も多くの大学とMOU締結が予定されています。
2023年10月に本学と約5000km離れたシンガポール国立大学が手術支援ロボット「hinotori」を用いた遠隔手術実証実験を成功させ、2024年7月にはアントレプレナーシップ教育の一環として香港科技大学とブートキャンプを開催予定、2024年11月にはアジア主要大学の首脳陣を招待し、本学主催の国際会議が開催予定です。
研究分野では「がん」「精神・神経」「再生医療」「感染症」「医科学」に特化した5つのセンターで世界の医療の進歩に繋がる研究をしています。本学は「地域中核・特色ある研究大学の連携による産学官連携・共同研究の施設整備事業」に採択され、精神・神経病態研究拠点としてトップレベルの双方向性トランスレーショナル研究を推進しています。さらに高度かつ先進性の高い研究と医療への実用化を最終目的とする文科省の橋渡し研究支援機関認定に向けて取り組んでいます。医療情報システムの改革も重要な課題で、国の医療DX2030を見据え、臨床研究やヘルスケア領域への医療データの二次利用ができる基盤作りに取り組んでいます。
世界はクリエイティブかつ多角的な視点で物事をとらえ行動できる人材を求めています。本学は専門教育に加え、課題解決能力を養い、世界をリードできる医療人材を育成しています。社会に貢献し、新たな時代を切り拓くグローバルな医療人を目指し、ALL FUJITAで歩んでいきましょう。