お知らせ

アジアを代表する9大学を招聘
国際シンポジウム「FUJITA University Summit 2024」を開催

 本学主催の国際学会「FUJITA University Summit 2024」が11月17日、名古屋マリオットアソシアホテルで開催されました。アジアを代表する9大学の学長・医学部長などのほか、120名を超える学内外の関係者、本学の大学院生・学部生、留学生が参加し、「グローバル時代における大学経営と教育の課題と機会」「ヘルスケアのデジタル化とAIイノベーション」の2テーマについて講演とディスカッションが行われました。
 サミットは湯澤由紀夫学長の「本学が初めて主催するこのサミットで、教育や医療のイノベーション、リーダー育成における大学の重要性について実りある議論を交わせることを楽しみにしている」という挨拶で開幕。大村秀章愛知県知事から「名古屋市に開設した次世代技術の拠点“ステーションAI”、今回の国際サミットの開催など、研究拠点として注目されている。今回の開催を機に愛知県からグローバルな連携が進展することを期待している」と力強い激励をいただき、盛会のうちに幕を閉じました。

SESSION 1

Challenges and Opportunities in University Management and Education in the Global Era
(グローバル時代における大学経営と教育の課題と機会)

  • ファシリテーター:湯澤由紀夫学長

 シンガポール国立大学 Eng chye TAN学長、香港科技大学 Tim Kwang-Ting CHENG副学長、マラヤ大学 Lekhraj RAMPAL Sanjay RAMPAL副医学部長、東海国立大学機構 松尾清一機構長らが講演とパネルディスカッションを展開。情報や文化・価値観が国境を越えて流動化する現代の大学経営の課題や、優秀な人材を確保するための取り組みなどを議論しました。

SESSION 2

Digitalization of Healthcare and AI Innovation
(ヘルスケアのデジタル化とAIイノベーション)

  • ファシリテーター:岩田仲生医学部長

 清華大学 Linqi ZHANG医学部長代理、ソウル大学Jeong Eun KIM医学部長、復旦大学Lei LIU副医学部長、チュラロンコン大学Rungsun RERKNIMIT学長補佐、上海交通大学Junke ZHENG副医学部長が登壇。各講演では、それぞれの大学におけるAIの活用事例や、各大学の独自の取り組み・特色について共有され、活発な意見交換が行われました。