お知らせ

文部科学省の「高度医療人材養成拠点形成事業」に採択されました

8月26日、文部科学省の「高度医療人材養成拠点形成事業(高度な臨床・研究能力を有する医師養成促進支援)タイプB」に、本学の「感染症から命を守り、こころの病の克服を目指す臨床研究教育拠点」の提案が採択されました。同事業は、全国の大学から52件の応募があり、30件が採択されました。

事業の概要

藤田医科大学は、日本最大の病床数を持つ大学病院本院と特徴ある教育病院群の厚みを生かした臨床研究を推進し、特に感染症・精神疾患の分野で国際共同臨床研究を多数展開している。本プログラムでは国際共同を含む各種臨床研究に医学生・臨床系大学院生が臨床研究チームの一員として主体的に参画できる体制を整備していく。既に学生が常時研究活動に参画できるStudent Researcher Programと橋渡し研究統括本部の支援による臨床研究者育成プログラムを組み合わせ、自ら研究を立案し実践できる次世代の臨床研究エキスパートを育成していく。
また、参加型臨床実習を実質化するため病院稼働日全日実習を実施し、これに教員の教育研究活動を支援するTA(Teaching Assistant)・RA(Research Assistant)の増加とSA(Student Assistant)との協働を通し次世代の人材育成を加速することで高度最先端医療を早期から実践出来る医師養成を推進する。同時に両分野での国際的研究力の強化を図りつつ人材育成機能を併せ持つ特色ある研究教育拠点大学と評価された。