香港科技大学とMOU協定を締結
本学は2024年4月2日、香港科技大学とMOU協定を締結しました。同日、締結式が香港科技大学で行われ、同大のNancy Y.Ip学長と本学の星長理事長立会いの下、CT Chan副学長と湯澤由紀夫学長がサインを交わしました。
本協定では、アジアトップレベルの研究力を誇る同大と、ロボティクスの医療分野への活用に先駆的に取り組んできた本学がそれぞれの強みを生かし、医工連携による共同研究や人材交流を進めることで合意。加えて、本学は同大が計画する医学部新設に向け、技術的・人的に支援することを申し入れました。
香港科技大学が日本の医療系大学とMOUを締結するのは今回が初となります。
香港科技大学について
香港科技大学は、理学部、工学部、経営学部、人文社会学部の4学部を有する1991年創立の公立大学で、その研究力の高さはアジアでも指折りといわれます。英国の教育誌「タイムズ・ハイヤー・エデュケーション」(THE)が発表しているアジア大学ランキングでは第7位、世界大学ランキングでもトップ100にランクインしています。
定締結式の翌日は、香港サイエンスパークで開催されたGreater Bay Area Association of Academicians (GBAAA) 主催の「第2回 グローバルイノベーション&テクノロジーサミット」に本学の星長理事長、湯澤学長、岩田医学部長が出席。海外からの参加とあって、大きな拍手で迎え入れられました。
本サミットの講演では湯澤学長が、本学が取り組む手術支援ロボットを用いた遠隔手術・遠隔指導の実証実験や、医療DX、生成AIを用いた医療データの作成などを紹介。その上で「医療のイノベーションには、ロボット工学、遠隔医療、LLM技術(大規模言語モデル)の3点が極めて重要」と述べました。
湯澤学長は続くパネルディスカッションでも北京大学、シンガポール国立大学、香港科技大学、サウジアラビア・アブドラ王立大学の各学長らとともに登壇し、高等教育におけるグローバルパートナーシップの推進について議論しました。
本サミットの講演では湯澤学長が、本学が取り組む手術支援ロボットを用いた遠隔手術・遠隔指導の実証実験や、医療DX、生成AIを用いた医療データの作成などを紹介。その上で「医療のイノベーションには、ロボット工学、遠隔医療、LLM技術(大規模言語モデル)の3点が極めて重要」と述べました。
湯澤学長は続くパネルディスカッションでも北京大学、シンガポール国立大学、香港科技大学、サウジアラビア・アブドラ王立大学の各学長らとともに登壇し、高等教育におけるグローバルパートナーシップの推進について議論しました。
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サミットで講演する湯澤学長
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パネルディスカッションの様子