プレスリリース

地域医療産学連携共同研究講座による東郷町中部老人憩の家 (旧和合保育園)への災害物資備蓄開始について

学校法人藤田学園(愛知県豊明市沓掛町田楽ケ窪1番地98、理事長 星長清隆)と株式会社スギ薬局(愛知県大府市横根町新江62番地の1、代表取締役社長 杉浦克典)は、地域医療連携における共同研究講座の活動の一環として、2024年6月28日より東郷町(愛知県愛知郡東郷町大字春木字羽根穴1番地、町長 石橋直李)中部老人憩の家(旧和合保育園)への災害物資備蓄を開始しましたので、お知らせいたします。

背景と目的

両者は地域医療の災害対策について、物資などの支援、相互協力と意見交換などの情報共有、防災・減災活動における人材の育成などの災害対策における連携を強めること及び、藤田学園の持続可能な開発目標(SDGs)の取り組みの一環である地域社会の中での『スマートヘルスケアタウンモデル』構築を目的として、地域医療連携に関する基本協定および共同研究講座の設置に関する契約を2022年2月3日に締結しました。今回は、共同研究を行う『地域医療産学連携共同研究講座』による大規模災害発生時の災害物資備蓄計画の一環として、東郷町とスギ薬局、及び藤田医科大学との連携協力に関する包括協定に基づき、支援物資の一部を、東郷町中部老人憩の家(旧和合保育園)に備蓄する運びとなりました。

実施内容

本講座では、南海トラフ巨大地震等、大規模災害が発生した場合は、協定を基に連携し、地域住民の皆様を、『医療』を中心に支えられるよう検討を重ねています。
平常時は行政、医療機関と連携して地域住民への自助、共助、公助、災害発生時の行動等について啓発活動を行い、災害時の病院では重症者を中心に診療を行い、軽症者、軽疾患、及び慢性疾患で調剤薬が必要な方は、営業を継続しているスギ薬局での対応ができるよう、実現に向け日々検討を重ね改善に取り組んでいます。現在は藤田学園、藤田医科大学、スギ薬局物流センター及び、豊明市にて災害物資の備蓄を行っていますが、今回の東郷町を含め、地域連携を推進して参ります。


東郷町

東郷町 中部老人憩の家(旧和合保育園)

  

備蓄在庫状況