お知らせ

「転倒検知ロボット」の実証実験を実施

藤田医科大学(愛知県豊明市沓掛町田楽ヶ窪1番地98 学長:湯澤由紀夫)は、愛知県が主催するサービスロボット社会実装推進事業「AICHI ROBOT TRANSFORMATION(ARX)」に賛同し、withコロナ/afterコロナ時代に対応するさまざまなサービスロボットの実証実験に協力しています。
3月24日には、取り組みの一環としてカナダのAI企業Altum View System Inc.が開発した転倒検知ロボット「AI画像センサー センティネア2」による実証実験を藤田医科大学病院のリハビリテーション病棟で行いました。

◇使用ロボット 転倒検知ロボット「AI画像センサー センティネア2」
◇目     的  外来患者さんを対象に患者さんおよび院内関係者の負担にならない転倒検知

転倒した人がいることを検知し、警備員のスマートフォンに通知

同機は、カメラで捉えた歩行者等の人物画像を、センサー内部で棒人間へと変換処理し、その座標点をもとにAIが転倒や異常などを検知。危険と判断すると警備員等に現場への駆け付けを依頼するシステムです。

実証実験では、院内で発生した患者さんの転倒が、即座に警備員のスマートフォンに通知されるかを検証しました。

本学は、ロボティックスマートホーム・活動支援機器研究実証センター(RSH・AATセンター)にて、高齢者らの活動を支援する介護ロボット・サービスロボット等の研究開発・製品化・社会実装に取り組んでいます。今回の実証実験についてもRSHが中心となって推進しました。