お知らせ

1月14日、国産手術支援ロボット「hinotori™」のトレーニング施設「MIL™名古屋」を開所しました

本学は、日本初の国産手術支援ロボット「hinotori™」のトレーニングおよび遠隔手術等の研究・実証実験施設として、「メディカロイド インテリジェンス ラボラトリー 名古屋(略称:MIL™-Nagoya)」を2021年1月14日、学内に開所しました。神戸に続き、国内で2カ所目のトレーニング施設となります。

「hinotori™」は、株式会社メディカロイドが開発した日本初の国産手術支援ロボットです。手術器具や内視鏡を取り付けた4本のアームが特徴で、医師は患者さんの体から離れたコックピットで内視鏡の立体画像を確認しながら遠隔でアームを操作して手術をします。臨床現場で使用するためには、医療従事者がMIL™-Nagoyaをはじめとするトレーニング施設で安全使用のためのプログラムを受講し、修了を認定される必要があります。

MIL™-Nagoyaでは、「hinotori™」のトレーニングおよび研究を基盤として、日本が得意とする根治性が高く合併症が少ない精緻な先端外科手術を広く浸透させるとともに、ロボットや高速通信、AIなどのテクノロジーを駆使した遠隔手術環境を構築する研究を進めています。