皮膚アレルギーが専門ですので、アトピー性皮膚炎、接触皮膚炎、食物アレルギー、薬疹、職業性皮膚疾患、さらには化粧品皮膚炎、尋常性ざ瘡（にきび）、酒さ（赤ら顔）などの比較的重症の患者さんが受診されます。

どのように診療していくかを見学していただきます。

プリックテストは、花粉症・鼻アレルギー・アトピー性皮膚炎・アレルギー性結膜炎・食物アレルギー・ラテックスアレルギー・薬剤アレルギーなどに対して行います。検査の準備、実施、結果の説明を見学できます。

パッチテストは、化粧品やヘアケア製品、ゴム手袋などの日用品による接触皮膚炎が疑われる場合や、金属アレルギー、薬疹の原因を確認する有用な検査です。パッチテストの準備、貼布などを見学できます。

皮膚アレルギー疾患のトピックスやパッチテスト（遅延型アレルギー）、プリックテスト(即時型アレルギー）、新規治療法（生物学的製剤、舌下免疫療法など）などについてお話します。

さらに、それらの症例から得られた情報をどのように疫学調査や抗原解析、社会的な啓発活動に活かしていくかなどについてお話しします。

藤田医科大学アレルギー疾患対策医療学（松永佳世子教授）との共同研究

臨床で得られた情報と血清学的検討から原因抗原を同定します。