情報生命科学Computational Biology

情報生命科学講座では、計算論的神経科学やシステム生物学といった情報科学的アプローチを用いて，医学の根幹となる生命システムの理解を目指して研究を行っています。数理モデル・人工知能などのデータサイエンス的手法やシミュレーションを用いて、ミクロからマクロまで生命階層をシームレスに扱うことによって、生命現象をシステムとして理解し、その基本原理を解明する研究を行っています。
研究対象の生命現象としては、学習・情動・意思決定などの脳神経機能、細胞の運命決定（増殖と分化）や移動、代謝などがあります。
また、情報生命科学講座は藤田医科大学 精神・神経病態解明センターの一員として精神疾患の背後にある神経機構の解明に取り組んでいます。
研究内容，業績など、詳しくは研究室ホームページを参照してください。

情報生命科学講座では、医学部1年を対象にした「基礎データサイエンス」を主に担当しています。基礎データサイエンスでは、人工知能の基礎となる数理やデータリテラシーなどのデータサイエンスの基本的な知識を学び、プログラミング実習を通して情報処理技術を身につけることによって、データから価値を生み出しデータを活用する能力の修得を目指します。