協働および公共医療サービス

    

名古屋市消防局と初のドクターヘリ実動訓練を実施

藤田医科大学は、2024年11月8日、名古屋市消防局と共同でドクターヘリを用いた初の実動訓練を実施しました。この訓練は、集団災害発生時における消防機関との連携を強化することを目的に行われ、イベント会場で発電機が爆発し、重症・軽症含む19名の負傷者が発生したという想定で進められました。緊急対応として、総合フジタグラウンドに、消防車両21両、救急車両18両、消防ヘリ1機、警察車両が出動。藤田医科大学病院のドクターヘリチーム(医師2名、診療看護師1名、看護師1名)が駆け付け、現場でのトリアージや応急処置、救急搬送を実施しました。本学職員10名が傷病者役として参加し、リアルな演技で訓練を支援。実戦さながらの環境で対応力を強化しました。地域と連携したリアルな訓練をすることができました。
災害時における迅速かつ効果的な医療対応を確立することで、地域社会の安全と住民の健康を守る持続可能な体制を構築します。