病院食フードロスへの取り組み
七栗記念病院では、食事変更により余った食事や緊急入院対応のために余分に作られた食事(予備食)の廃棄や患者さんの残食に着目し、「全体のフードロス」削減に取り組んでいます。予備食の廃棄削減に向けては、メニューごとに最適な食器の選定を行うことで、分量を統一。アレルギーや嗜好による個別対応の代替え食についてのルールを決め、余った材料は冷凍保存して他の食事に活用しています。患者さんの残食の削減に向けては、摂取不良患者さんの摂取量観察と適切な食事への調整、残食の多いメニューの献立・見直しをしました。その結果、前年度比で予備食は29.2%、患者残食は9.3%の削減となりました。食事の質を保ちながら、今後も食品ロスの削減を通して、ごみの削減、温室効果ガスの削減に貢献してまいります。