タイ保健省×国立長寿医療研究センターとMOU締結
2024年5月21日、本学は高齢化が進むタイの健康長寿対策を支援するため、タイ保健省医療サービス局老年医学研究所および国立長寿医療研究センター(大府市)とMOUを締結しました。署名式後には、リハビリテーション医学講座の大高洋平教授が、本学の先進的なリハビリテーションについて解説し、その後はロボスティックスマートホーム・活動支援機器研究実証センターやリハビリ、緩和ケア病棟など大学病院や研究施設を視察しました。タイの総人口に占める65歳以上の割合は、1990年の4.3%から2021年には14.5%と上昇しており、今後さらに高齢化が加速すると見られています。
本MOUでは、本学が培ってきた高齢者医療や介護予防、先端リハビリテーション、地域包括ケアなどの知見を共有することで、タイおよびASEAN諸国における高齢者の健康長寿の推進に寄与していきます。