医療機関との現在の協働

   

小児病棟で音楽療法イベントを開催

2024年2月22日に藤田医科大学病院小児病棟で、東京音楽大学の教員および学生による音遊びイベント「みんなのミュージックボックス」が開催されました。本イベントは2023年4月に締結した連携協定による、音楽と医学という異分野での社会貢献をめざすプロジェクトの一環です。ノルウェー政府認定音楽療法士として活動する東京音楽大学の井上勢津先生 が講師を務め、入院中の患児と保護者約25名が楽器演奏、ダンスなどを楽しみました。楽器の活動では太鼓やマラカスなど約20種類の楽器に興味津々な子どもたちが好きな楽器を選び、リズムに合わせて楽器を鳴らしました。
今後も、両大学が培ってきた知を融合し、心身の健康の向上に寄与できるようなさまざまなイベントを企画し、社会貢献に取り組みます。

※音楽療法とは、音楽を聴く・奏でる・創る・語るなどの音楽体験を用いて、対象者のケアを行うものです。音楽によるコミュニケーションは、ストレスの軽減や不安の緩和などの心理・精神面だけでなく、音に合わせて体を動かすことによる筋肉の緊張軽減といった身体面にも変化をもたらすといわれています。