計画と開発に関する地元当局の協力

    

藤田学園防災訓練 「最後の砦」としての
機能を維持するために

2023年10月、本学で南海トラフ地震を想定した防災訓練を実施しました。昨年に続き、対応力を高めるため、教職員、学生が合同で実施し、合わせて約900名が参加しました。当日は、状況把握や情報伝達等の通常訓練に加えて、防災テント・マンホールトイレの設営、重症患者の医療を優先するためのトリアージ訓練などを行いました。マンホールトイレは、指定マンホールにマンホールトイレを設置することで使用することができ、近くの水栓から水を流すことにより、総合排水処理施設へ詰まることなく排水できる仕様となっています。今年度は、退院可能で帰宅困難な患者さんの受け入れ先となる避難所設営訓練も実施し、学生を中心に、体育館に段ボールベッドやマットを実際に組み立て、本番さながらの避難所の設営にも取り組みました。学園・大学・大学病院が連携し、大規模災害発生時の医療・支援に取り組みます。