病院内搬送ロボットの実証実験
AI ホスピタル構想を進める藤田医科大学病院では、医療従事者の負担軽減・業務効率化による質の高い医療の持続的提供の実現に向けた取り組みとして、2022 年 2 月、川崎重工業と共同で病院内搬送ロボットの実証実験を行いました。実験はフェーズ 2 の段階で、アーム付きロボットによる位置情報把握サービスと別フロアへの検体搬送・見守り作業の検証を行いました。
2022年12月には、フェーズ3.2となる搬送ロボットの実験を行い、エレベーターやセキュリティドアなどインフラ設備との連携を検証。人の介助なしでのエレベーター乗降や人とロボットの相乗りが可能になりました。
2023年度にトライアル導入を予定しており、臨床検査部・薬剤部と病棟間を行き来し、検体や薬剤をロボットが運搬します。