ワクチン接種後の抗体価の変化についての研究報告
2021 年 7 月、本学大学院保健学研究科の研究グループは、教職員 219 名が参加した、国立感染症研究所、富士フイルム和光純薬、富士フイルムとの共同研究において、新型コロナウイルスワクチン接種後の血液中の抗体価が、2 回目接種後に大幅に上昇すること、男性は女性よりも少なく、特に男性は年齢が高いほど少ない傾向があることを明らかにしました。
また、8 月には、接種 3 カ月後の抗体価の平均値は 2 回目接種後に比べて約 1/4 に減少することを発表し、3 回目接種の必要性を検討するための科学的根拠を社会に提供しました。