協働および公共医療サービス

     

新型コロナウイルスワクチン大規模接種の実行

基幹災害拠点病院として緊急事態の地域と社会に貢献するために、2021 年 5 月、新型コロナの感染拡大を抑止する切り札として、藤田医科大学病院は、 国内のワクチン接種推進のための国会関係者からの相談と、愛知県からの要請を受け、地域住民を対象とするワクチンの大規模接種を開始しました。政府主導の東京・大阪会場と同日に大学体育館を会場として設置、民間施設としては国内初の運営となり、7 月には岡崎医療センターでも運営を開始しました。
対象は、豊明市と近隣の名古屋市などの自治体住民から始まり、愛知県と密接な連携を取りながら、職域接種、医療者・ 学生接種など、多くの方への接種を行いました。
2021年5月~2023 年 3 月の開設期間で 延べ57 万件(ばんたね病院、岡崎医療センターでの接種を含む)の接種を完了しています。 危機的状況に対応するべき大学の使命として、3 回目以降接種も推進して地域の集団免疫の獲得に貢献しました。