難治性疾患の患者さんに大きな希望となる
革新的な治療法を開発し、
お届けすることが本センターの使命です。
国際再生医療センター
センター長 髙橋雅英
国際再生医療センターはがんや心臓病などの難治性疾患の新たな治療法の開発拠点として2019年5月に開設されました。再生医療は患者さん自身の細胞・組織あるいは他者の細胞・組織を培養・遺伝子導入により加工したものを用いて、傷ついた組織や臓器を治療する医療です。これまで有効な治療法がなかった難治性疾患の患者さんに大きな希望となる革新的な治療法を開発し、お届けすることが本センターの使命です。体の中に少数存在し、様々な細胞に分化できる体性幹細胞を分離・培養し、組織修復・再生に用いる治療法の開発やCAR-T細胞療法という新たながんの免疫治療法の開発などを推進し、日本における再生医療の発展に大いに貢献していく所存です。
そのために、国内外の大学、企業の研究者の皆様と積極的に共同研究を推進し、難治性疾患に苦しむ患者さんに一刻も早い最適な再生細胞治療法の提供を目指します。