【診療受付時間】平日・土曜日‥‥午前8時30分~午前11時30分
【休診日】日曜日、祝祭日、年末年始(12月29日~1月3日)
【アクセス】 〒454-8509 愛知県名古屋市中川区尾頭橋3丁目6-10 (052)321-8171(代表) (052)321-8171(代表)
藤田医科大学ばんたね病院は、大学病院としての高度先進医療を担う一方で、地域に密着した総合病院の役割をあわせ持つ基幹病院です。 そのため、当教室では、肝胆膵領域の高難度手術や腹腔鏡手術、消化管領域の低侵襲手術(腹腔鏡手術)を経験することができ、また一般外科的疾患(胆石症、鼠径ヘルニア、痔など)や急性疾患(急性虫垂炎、消化管穿孔、絞扼性イレウスなど)を含む消化器外科医としての基本手術手技を習得することができます。 加えて、腹部大血管や末梢静脈の各疾患(腹部大動脈瘤、下肢静脈瘤など)についても血管専門医の指導のもと、その技術を習得することが可能です。
総回診
回診・病棟業務
外来
手術
病棟業務
カンファレンス風景
休憩時間
藤田医科大学医学部では初期研修を経て大学病院での後期研修を希望する意欲的な皆さんに対して、講座または講座外部門の各教室に所属していただき、助手(定員外)として、専門分野における医師としてのキャリアをスタートできる制度を用意しています。
後期研修についての詳細はこちら(藤田医科大学病院 臨床研修センターサイト)
社会人大学院生を積極的に受け入れています。 夜間や特定の時間又は時期に、授業・研究指導の時間を設けることで、社会人でも働きながら大学院へ通うことができる制度を採用しています。社会人入学者を対象に、従来までの第1限から第5限の他に、第6限(18:00~19:30)、第7限(19:40~21:10)に授業をおこない、必要に応じて土曜日、夏季休業期間の集中授業を設定しています。各領域における高度な知識や技術、研究能力、臨床能力を習得できます。
医学研究科 <博士課程>(藤田医科大学サイト)
グローバルな視野と活動力をもつ豊かな人間性を育んでいくために、医局員を対象として、1997年から現在までに米国ピッバーグ大学やネブラスカ大学、アルベルトアインシュタイン大学に多くの医局員が留学を経験しております。医学研究を通じて広く国際的学術交流を進めて異文化を生で体験し、次の発展への糧としていける機会を提供できるように努めています。
臨床研究では詰めることのできない、メカニズムの分子的解明ができることが基礎研究の魅力です。 興味のあるテーマがあればご提案していただき、ご希望に沿った研究を支援することが可能です。 大学院博士課程し、学位取得を目指す方も大歓迎です。お気軽にご相談ください。留学先での成果も多くの有名雑誌に投稿されています。
肝臓移植が一般的になる一方、そのドナー不足が大きな問題となっている現状があります。この問題を打破するために肝細胞移植が注目され欧米では移植までの箸渡しとして肝細胞移植が臨床でも行われて来ています。しかしながら依然として細胞効果は断定的で一般の治療となるには多くの課題が残されています。この課題を基礎研究にて2000年より当科では行っております。その結果、多くの英文論文と作成しております。興味のある方は一緒に研究しましょう!
当科では、女性医師の結婚・子育てをサポートするためワークライクバランスに重視した勤務システム、若手女性医師が安心して仕事できる環境を整備しています。 出産後も医師として仕事を続けていくために仕事と育児を両立して働ける支援体制や、2014年12月に女性医師専用のサロン「WLBキャリア支援センター」がオープンし、女性医師たちの憩いの場になっています。
女性医師 林先生からのメッセージ
女性医師 近藤先生からのメッセージ
教室では、未来の外科医を夢見る研修医や医学生の外科実践トレーニングを開催しています。例年2回開催しています。 初回は、病院内や近隣施設を貸し切って、腹腔鏡のドライボックスを用いた縫合&糸結びの講習、また豚の腸管・肝臓を用いて縫合練習や腹腔鏡下胆嚢摘出術を行います。 (結紮縫合トレーニング) 2回目は、企業のAnimal Labo centerをお借りして、実際の手術さながらで、腹腔鏡下の消化器手術(胃・結腸切除、胆嚢摘出、肝切除など)を練習していただきます。(アニマルトレーニングラボ) 豚の解剖は人間に比較的近い構造をしており、この講習会での経験は必ず役にたつと思います。 どちらの講習会も消化器外科の専門家がインストラクターとなります。また、講習会では消化器外科医に関するいろいろな疑問・質問もお待ちしています。 『いつ頃から消化器系の手術ができるようになるのかな?』 『忙しくても頑張れるのかな?』 『ちゃんと休日はあるのかな?』 『女性でも続けることができるのかな?』 『国内留学や海外留学もできるのかな?』 皆さんの疑問・質問に私たちの生の声をお届けし、少しでも不安なく消化器外科医への第1歩を踏み出すお手伝いができればと考えています。
手術手技講習会の様子
外科実技講習会
【5年目】2018年 初期研修を経て入局
当教室ではとてもアットホームな雰囲気で日々楽しく仕事をしています。消化器に特化した疾患だけではなく、小児・肺・乳腺・血管系にも携われ、また急性から慢性まで様々な症例を経験できます。
術前から術後まで患者さんの生涯につながる手助けを一緒に歩むことができること。
スポーツ系、特に今ではゴルフが趣味としてラウンドに行きます。
手術技術の向上、海外留学、緩和的患者への配慮
外科系として考えている人も考えてない人も経験することが大事です。その経験が今後の医師生活に少しでも活かせる手助けができれば幸いです。年次としてみなさんに近い存在としていつでも相談してください。気軽に連絡を♫
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【12年目】2015年〜2017年 University of Nebraska Medical Centerへ博士研究員として留学
豊富な知識と経験を持った頼れる先輩たちのもと、幅広い治療にかかわれることです。
患者さんやその家族からの感謝の言葉や笑顔がなによりの喜びです。完治する患者さんばかりではありませんが、治療をしながらであっても、少しでも前向きに笑顔で生活していただけるように心がけています。
年2回ほど長めのお休みをいただいて旅行をして、広い世界を自分の目で見るのが毎年の楽しみです。それ以外の休みはいろいろなところに出かけていって、心と体のメンテナンスを行なってます。
専門医資格を取り、少しでも長く続けられればいいとおもいます。
毎日いろいろなことが起こって、忙しいし勤務時間が長いとは思いますが、そんな患者さんを毎日心配して自分の手で治療して、元気になって退院していった時、本当に嬉しいです。手術でしか治せない病気はたくさんあります。どれだけテクノロジーが進化しても手術ができるのは外科医だけです。是非一緒に頑張りましょう。
高校生の頃から漠然とアメリカへ留学したいという希望があり、医局の協力を得て、2年間研究留学をさせていただきました。何もかも初めてのこと想像もできないことばかりでしたが、いろいろなバックグラウンドを持った人たちと関わり、環境が変わったことで、物事を広い視野で見ることができるようになりました。困ったとき、いろいろな人に助けていただいたおかげで楽しく過ごせました。研究職あっての現在の医学です。今日も日々新しい研究が世界中で行われて、それが未来の治療に繋がります。言語や文化の壁が低くなり、よりグローバルな感覚を持つようになりました。本当に貴重な経験をさせて戴き、感謝しかありません。そして、日本の臨床現場に戻った際は、「やっぱり自分の居場所はここだ」と実感しました。日本はいい国。医師という仕事は素晴らしいです。
【24年目】2018年 入局 三重大学心臓血管外科・放射線科、名古屋市内の病院勤務を経て
学生時代からの先輩・後輩のつながりが強く、とてもアットホームな医局です。
私は心臓血管外科専門医ですが、主に血管外科を担当しています。血管外科は診断から治療までをトータルで行うことも多く、またダイナミックな外科手術だけでなく繊細な血管内治療も行うことができ治療に対する幅広いアプローチが可能です。外科領域の中でも比較的、女性がキャリアを継続しやすい分野ではないかと思います。
専門医となるまでは、なかなか連休は取れませんでしたが、今では時々友人と旅行に行ったりできるようになりました。冬には温泉+スキーにも行けます。
血管外科医を目指す仲間を増やすこと。外科医がキャリアを継続できるように応援することです。
外科というと休めない、きつい、プライベートがないetc.というイメージですが、以前に比べればお休みも取りやすくなってきて、特に当科はきちんと交代で休暇もとれます。若手の先生方にも積極的に術者となっていただき、外科専門医取得をバックアップしています。もちろん海外・国内留学もできますよ!
一般外科研修を修了後、心臓血管呼吸器外科へ入局しました。大学病院で学位を取得し、米国Yale大学血管外科へ研究留学しました。帰国後は、三重大学心臓血管外科・放射線科でステントグラフト治療を学ばせていただきました。名古屋に戻ってきてからは、透析主体の病院にて重症虚血肢に対する積極的な救肢治療、フットケアを行なっていました。
前勤務先での体制変更があり転職を考えていたところ、学会で先輩にお声がけいただき、当科に入局しました。
【18年目】2020年4月入局 三重大学肝胆膵移植外科を経て
堀口明彦教授の指導のもと、一般外科手術から肝胆膵外科学会高難度手術まで、幅広い症例を経験することができます。また胆道学会、腹部救急医学会、膵切研究会、消化器外科学会などの全国学会を主機関として主催しており、消化器外科学の最先端の治療を経験できます。
最先端の知識、術式をUpdateしていき、それを実際の臨床で活かすことです。
子供と一緒に虫取りしたり、長男の勉強を教えたりしています。
論文をたくさん書き、各学会の評議員になっていきたいです。
外科は厳しいと思われがちですが、最近はQOLも改善されています。 特に、ばんたね病院消化器外科は大学病院という特性もあり、外科医師数もある程度確保されていることから、過重労働になることもなく、落ち着いて日常診療、手術に従事できます。
三重大学医学部卒業後、三重大学病院の肝胆膵外科に入局し、肝胆膵外科学、移植外科学に従事してきました。
もともと愛知県出身で地元で医学の発展に貢献したいという思いがありました。中学、高校の大先輩であり肝胆膵外科を専門としている堀口教授、浅野准教授と出会い、その人柄と消化器外科医としての実績にひかれ入局しました。
お問合せいにつきましては、医局までメールにてお問合せをお願いいたします。 医局メール宛:tansui@fujita-hu.ac.jp