研究について
病原細菌の病原性、薬剤耐性についての研究を、分子生物学・構造生物学・ゲノム生物学のアプローチを組み合わせながら行っています。また、わが国で特に問題となっている薬剤耐性菌についての臨床研究にも取り組んでいます。
現在進行中の研究テーマは下記の通りです。
(まだ作成中のページが存在します。準備でき次第随時追加してご紹介致します。)
分子疫学とゲノム解析
高病原性Klebsiella pneumoniaeの分子疫学と臨床像に関する研究
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過粘稠性を有する高病原性のKlebsiella pneumoniae
細菌ゲノム解析
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ゲノム解析に利用するDNAシーケンサー
細菌検査法の開発
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薬剤耐性
セフタジジムーアビバクタムの高度耐性に関わるベータラクタマーゼ CMY-185の研究
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CMY-185とCMY-2の構造比較
カルバペネム耐性腸内細菌科細菌の分子疫学と臨床像に関する研究
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イミペネムがベータラクタマーゼに結合している様子
アミノグリコシド耐性に関与する16SリボソームRNAメチルトランスフェラーゼNpmB
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構造生物
セファロスポリン系抗菌薬のヒト血清アルブミン(HSA)への結合と血漿タンパク結合率を起因する相互作用に関する研究
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HSAに対するセフトリアキソンとセファゾリンの相互作用の違い
ヒト血清アルブミン(HSA)と免疫抑制剤ミコフェノール酸の研究
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ミコフェノール酸(MP)の結合と尿毒症物質CMPFの競合
ヒト血清アルブミン(HSA)とその安定化剤に関する研究
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HSA構造中におけるOctおよびN-AcMetの結合部位
ウラシルDNAグリコシラーゼ(UDG)の酵素触媒機構の解明
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シトシンの脱アミノ化とUDGによる塩基除去機構
DNAクランプによるDNA複製、修復、組み換え制御機構の解明
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3量体型(右)と4量体型(左)DNAクランプ