ホーム >> 介護労働者設備等整備モデル奨励金
介護系職場では腰痛に代表される筋骨格系障害が多発しており、予防のためには「人が人を抱え上げない」ことを柱とした「No Lifting 原則」に基づく作業方法の確立が求められています。「No Lifting 原則」に基づく介護を実践するためには、適切な介護福祉機器や介護補助具の、正しい使用が必須の条件となりますが、経済的な制約などもあって導入は進んでいません。こうした状況下で、「介護福祉機器の導入・適切な運用により労働環境を改善し、もって、介護労働者の雇用管理の改善を図る」ことを目的に開始された「介護労働者設備等整備モデル奨励金」(以下、「奨励金」)制度が始まりました。この「奨励金」制度は時機を得ており、この制度の適切な運用により介護職場の安全衛生改善に役立つことが期待できます。
そこで、介護福祉機器の導入や利用経験の乏しい介護系施設等の事業者や労働者や安全衛生関係者が、適切に効果的に「奨励金」制度を利用し職場の腰痛予防に取り組めるよう、本マニュアルを作成しました。マニュアル作成には、介護系職場で実際に腰痛予防やリフト等介護福祉機器の導入に取り組んだ経験のある産業医や専門家が関わりました。マニュアルでは、基本的な事項や具体的な方法・手順を、「奨励金」リーフレットの内容に沿って記載しています。
※対応したプラグインが必要になります。インストールされていない又は表示されない方は、下記のアイコンからのサイトからインストールしてください。回線状況によって、表示に時間がかかる場合がございます。ご了承ください。