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研究会報告

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第2回作業関連性運動器障害研究会議事録

2009年07月24日(金)16時01分 

日時・場所:2009年3月7日(土)13時~17時、キャンパスプラザ京都(京都市)
 参加者 24人

下記内容で報告及び討議を行った。

1.介護労働者の腰痛予防に関して(介護労働者の筋骨格系障害に関する国内外の研究動向)
垰田和史 他(滋賀医科大学社会医学衛生)

2.作業関連性運動器障害の危険要因 三橋 徹 他(ひらの亀戸ひまわり診療所)

3.産業人間工学(Konz: Work Design 7版)の翻訳について 宇土 博(広島文教女子大学)

4.今後の会の活動 小野雄一郎(藤田保健衛生大学)

  1. 前回の議事録 特に異論はなかった。
  2. 規約について
    規約開始(世話人任期開始)を平成20年6月25日からとすることとした。
    第2条、会の目的の変更について下記提案があり、異論はなかったが、当日不参加の世話人の意見も聴いて世話人会で決定することとなった。
    提案内容:以下の旧を新に変更
    【旧】「作業関連性運動器障害の発症や予防、治療(リハビリを含む)、本障害発症のリスクの低減や現場の予防的改善・対策など、作業関連性運動器障害を巡る学術的ならびに実践的な活動を行うことを目的とする。
    【新】「作業関連性運動器障害の発症の実態や要因、病態などの探求、および予防、治療、リハビリ、リスク低減、現場の予防的改善・対策の取組みなど、作業関連性運動器障害を巡る学術的ならびに実践的な活動を行うことを目的とする。」
  3. 会名の英語表記 下記表記が提案され、異論はなかったが、当日不参加の世話人の意見も聴いて世話人会で決定することとなった。
    Study group for Work-Related Musculoskeletal Disorders, Japan Society for Occupational Health
  4. 研究会として今後の取組みについて
    報告1.を受けて
    (1)介護労働に関する厚労省モデル奨励金における評価方法について、垰田世話人を中心に検討を進めることとなった。
    (2)腰痛予防対策指針改訂について、研究会として提案を行っていくこととなった。
    報告2.を受けて、
    (1)本学会産業技術部会・看護部会、他の学会に働きかけて合同シンポジウムの取組みを企画する。
    (2)本学会や人間工学会の良好実践事例の取組みへの事例報告に努める。    
    報告3.を受けて、
    (1)委員会・事務局を組織し、翻訳推進、出版社交渉等を行う。
    (2)提案されたWork Design翻訳担当者を中心に呼びかけて翻訳参加者を増やす。
       1人5頁程度の担当とする
    (3)推薦文を小木先生(労研)に依頼する。酒井先生(労研)に顧問としての参加と用語検討等への関与を依頼する。
    (4)魅力的なタイトルを検討する。翻訳の趣旨を研究会として序文に追加記載する。
    (5)翻訳者のメーリングリストを代表世話人下に設ける。
  5. 第82回産業衛生学会本学会(福岡市、2009年5月20日~23日)研究会(第3回)を下記予定で行う。
    5月22日(金)12時~13時 福岡国際会議場 5階会議室504-505(O会場)
    (1)介護労働に関する研究について        垰田
    (2)産業人間学(Work Design)の翻訳について   宇土
    (3)今後の会の活動について 世話人

(文責 小野雄一郎)

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