藤田医科大学 整形外科

特集 指導者インタビュー

山田 光子 准教授(ばんたね病院)

肩関節疾患、肩関節鏡視下手術(腱板損傷、五十肩、脱臼、人工肩関節など)
手外科、上肢外傷などの治療を担当

整形外科医として、あるいは上肢外科をご専門にされていることで女性だからよかった ことはありますか。

整形外科の治療は機能の回復を目指すことなので、一般的には手術前後の全身状態の管理には問題が少ないことです。
また肘関節以下の手術は座って手術を行いますし、長時間の手術は多くはないので体力的にも負担は少ないと思います。

手術治療において心掛けていることはありますか。

同じ疾患であっても患者さまごとに必要とすることが異なるため、患者さまが必要とすることが解決できる方法を選択するようにしています。

ばんたね病院でのお仕事はいかがですか。
ばんたね病院で仕事する上でのメリットはなんですか。

ばんたね病院は大学病院の附属病院であるとともに地域医療を担う病院でもあります。そのため近隣の医療機関と連携を密にして治療の幅を広げていけたらと思っています。
 私にとってばんたね病院のメリットは(こじんまりしている)ことだと思います。肩関節の治療は手術、周術期看護、リハビリ等のチームを必要とします。 そのためばんたね病院の大きさは情報や問題点を共有し、治療を発展的に進めていくために良い環境だと思います。

整形外科への選択に悩まれている女性医師にアドバイスをいただけますか。

外科系の中で整形外科は周術期の管理は問題が少なく、専門分野を絞れば体力的にも疲弊しないと思います。 また手術をしないとしても保存治療は多岐にわたりますので、生活設計の中で手術ができない時期は無理をせず仕事ができる環境を作れるのではないかと思います。

関節が痛い.com(外部サイト)「先生があなたに伝えたいこと」山田先生インタビューはこちら