特殊診療 睡眠外来
特色
あらゆる睡眠障害の診療を行っています。
ナルコレプシーなどの過眠症、レム睡眠行動障害、むずむず脚症候群などに対応しています。
精神疾患を伴う睡眠障害にも対応いたします。
概日リズム睡眠・覚醒障害の診療にも取り組んでおり、睡眠リズム調整を目的とした入院治療も行っています。(注1)
必要に応じて、呼吸器内科、耳鼻咽喉科、歯科口腔外科などとも協力しながら専門的な医療を提供しています。
注1:入院治療の適応は、担当医が診察の上で総合的に判断します。
注2:児童精神科医は在籍しておりませんので、他の精神疾患が主体の場合は 他の医療機関を紹介させて頂く場合があります。。
対象となる主な症状
- •夜なかなか寝つけない
- •朝起きられない
- •夜中に何度も目が覚める
- •睡眠リズムが一定しない
- •眠ってもすっきりしない
- •日中ひどく眠たくなる
- •大きないびきをかく
- •無呼吸を指摘される
- •寝言を言う、寝ている間に大きな声で叫ぶ
- •寝ぼけておかしな行動をする、歩き回る
- •夜になると脚がむずむずして動かさずにはいられない
主な対象疾患
- •ナルコレプシー
- •むずむず脚症候群
- •特発性過眠症
- •周期性四肢運動障害
- •反復性過眠症
- •レム睡眠行動障害
- •睡眠不足症候群
- •睡眠時遊行症
- •概日リズム睡眠・覚醒障害
- •睡眠時無呼吸症候群
- •精神疾患に伴う睡眠障害
- •季節性うつ病
- 等
睡眠障害セルフチェック
「睡眠医療プラットフォーム」。
睡眠健康度の診断サイトです。睡眠習慣・睡眠状態に関する幾つかの質問に答えていただくことで、睡眠障害の有無について簡易判定します。開発は睡眠医療に関わる全国の多施設共同研究にて行われ、当科も作成に参加しました。。
この専門外来のかかりかた
水曜日、金曜日に診療を行っています。
水はじめて受診される患者様は、病院の初診受付をした後、精神科外来受付へお越し下さい。
水精神科外来受付で、睡眠外来をご希望の旨、スタッフにお申し出ください。なお、患者さまが睡眠外来をご希望される場合でも、病歴・病状等に応じて精神科一般外来にて診察を受けていただくことがあります。
その他、精神科一般外来の患者さまと同様になります。 くわしくはこちら(「初診の患者様へご理解いただきたいこと」をご覧ください。)
施設
- 睡眠ポリグラフ検査(PSG)
- 睡眠潜時反復検査(MSLT)
- 覚醒維持検査(MWT)
- 簡易睡眠ポリグラフ検査
- 睡眠日誌(社会行動リズム表)
書き方の説明
記入用紙 - アクチグラフ
- 高照度光療法器
- 脳波検査
- 頭部MRI検査
- 脳血流シンチ
診療実績(平成25年度)
- 新患(睡眠外来) 168名
- PSG 121件(病院全体690件)
- MSLT/MWT 14/15 件
- 睡眠覚醒リズム障害の入院治療 8名
担当者
担当 北島剛司、江﨑悠一、廣瀬真里奈、熊谷 怜子 * 日本睡眠学会認定医