t(11;22)とエマヌエル症候群
 
 

カルガモの親子が藤田保健衛生大学内の池でみられました。とっても可愛らしいです。子供達は一生懸命、育っています。160528

What’s New

・お待たせしました!オンライン患者家族会2024のご連絡を行いました。メールが届いていない方や初めて参加希望の方がみえましたら、メールでご連絡をください。(20241005)

・オンライン患者会2024 も11月22日に開催します!申し込みや詳細はもうしばらくお待ちください。

・ オンライン家族会2023でミニレクチャーをして頂いた 藤田医科大学 耳鼻咽喉科の吉岡先生の「中耳炎のおはなし」が視聴できます(240208)。

・「オンライン家族会2023」にご参加頂いたみなさまの感想を掲載しました(2402026)

友だちマップ 大阪府のお友達がアップされました( 20231114)

・「オンライン家族会2023」の開催について(20230922)

友だちマップ の進捗状況

    宮城県のお友達がアップされました20180525)

     熊本県のお友達がアップされました20180531)

     山口県のお友達がアップされました20180608)

     宮城県のお友達のメッセージが追加されました20180713)

     群馬県のお友達がアップされました20180728)

  高知県のお友達がアップされました20181120)

  大阪府のお友達がアップされました20190212)

  大阪府の2人目のお友達がアップされました20190402)

  神奈川県のお友達がアップされました20190507) 

  岡山県のお友達がアップされました20191024) 

  神奈川県の2人目のお友達がアップされました 20200917)

 東京都の1人目のお友達がアップされました 20201024)

    神奈川県の1人目のお友達がアップされました 20201028)

 愛知県の1人目のお友達がアップされました20210911)

 大阪府の3人目のお友達がアップされました20231114)

 赤ちゃんは数々の奇跡を乗り越えて誕生してきます。そしてみんな違う個性をもって生まれてきます。その個性は髪の色だったり、ご両親と似たお顔だったりします。また、疾患をかかえながらも、難関をくぐりぬけて生まれてくる生命力にあふれた子供達もいます。そこで染色体疾患もひとつの個性として考えてみるのはどうでしょうか。その個性に対して家族や周囲のひとみんなで受け止め、対応するために、まず病気のことを知ることが大切かと思います。


 わたしたちの藤田医科大学病院では2004年12月に遺伝カウンセリング室を設置し、染色体疾患の子供たちや、そのご両親、また、不妊症や習慣性流産の検査の結果でみられた染色体転座のご夫婦などからのご相談をお受けしています。


 わたしたちの研究室では、教授の倉橋がアメリカ留学中に、フィラデルフィア小児病院のエマヌエル博士のもとで染色体疾患について学んで帰国したこともあって、t(11;22)について研究しています。エマヌエル博士は、22番染色体の部分欠失症と、このt(11;22)の研究の世界的な権威です。t(11;22)による11/22混合トリソミーの病気は、最近その事実にちなんで、エマヌエル症候群と命名されました。


 このたび、22番染色体に関連した疾患のホームページを開設しておられるセントピエールさんと連絡を取り合う機会があり、その時に、このホームページの日本語訳を是非、日本人のt(11;22)のご家族のために公開させてくださいと、お願いしたところ、快く承諾して頂けましたので、ここで公開することにしました。 カナダのオンタリオ州在住のセントピエールさんは、娘さんのマイアさんが11/22混合トリソミー、すなわちエマヌエル症候群に罹患しておられ、そのことがきっかけでホームページを作成されました。ご自身の経験に基づいたものが多く見られます。


 また、セントピエールさんは患者さんやそのご家族の会を結成されて、定期的に会合をもうけて、情報交換の場を提供するなど、積極的にt(11;22)にとり組んでおられます。わたしたちも、日本でt(11;22)のご家族を支援する会を設立しようと考えています。ご賛同されるかたは

genome@@fujita-hu.ac.jp (送信するときには、アドレスの@をひとつ消してください。尚、このメールアドレスは本ホームページ用のものです。)までご連絡ください。     

・群馬県立小児医療センターの山口 有先生が、ご家族に友だちマップをご紹介してくださりました。ありがとうございました。