後期研修プログラム

リウマチ・膠原病内科は、関節リウマチなどの骨関節疾患や全身性エリテマトーデスなどの膠原病を専門とする科です。当科の関連疾患の多くは、多臓器にわたって障害を来たしえます。そのため、詳細な病歴、身体所見、検査所見から得られた情報を、広い視野に立って総合的に判断する能力が必要とされ、内科医としての技量が問われる分野といえます。 
 
入院患者数は年間約350例で、リウマチ学会認定指導医・専門医の指導のもと、豊富な症例を経験することができます。初診患者も含め、年間外来患者数約2000例と多数受診されますので、診断から治療方針決定までの流れを学ぶことができます。
 
疾患や診療の理解を深めるため、充実したカンファレンスを毎週行っています。多彩な入院症例を受け持つことにより、内科医全般に必要な知識や手技を習得することが可能です。また当科の特色として、強皮症の早期診断に有用なビデオキャピラロスコピーや、関節炎の診断・評価に有用である関節エコーも、自身で実施する機会が豊富にあり、研修中に十分な技能習得が可能です。
 
 
他科との連携も深く、関節穿刺、腰椎穿刺、骨髄穿刺などはもちろん、腎生検、皮膚生検、および筋生検の検査手技も研修・見学が可能です。特にリウマチ性疾患を学ぶ上で欠かすことのできない整形外科分野に関しても、当院整形外科との連携により合同カンファレンスの開催や、手術見学・整形外科カンファレンスへの参加もしています。
 
日本内科学会、日本リウマチ学会の認定教育施設であり、当科での研修により内科学会認定医や新内科専門医、日本リウマチ学会認定専門医の資格を取得することができます。
 
見学は随時受け付けております。ご興味のある方は是非お問い合わせフォームよりご連絡ください。
 
 

スタッフ募集

 
当科では後期研修を修了された方もスタッフとして募集しております。ご興味のある方は、お問い合わせフォームよりご連絡ください。