治療内容

当院では、様々な症状や疾患の診療を行っております。どのような病気であっても、患者様の状態を正確に診断し、適確な治療をすることが重要です。例えば、整形外科において「太ももが痛い」と訴える患者様がいらっしゃいますが、実際には膝関節に原因があることがしばしば見受けられます。
特に、変形性関節症は多くの方が罹患しており、日本国民の50歳以上の方では、痛みを伴う方が6人に1人、潜在患者数では2人に1人と言われています。その中には、人工関節手術を勧められる方も多くいらっしゃいます。しかし、「人工関節しか治療法はない」と言われた患者様でも、人工関節ではなく、ご自身の血液や脂肪を培養する技術により手術を回避することが可能です。

悩まずに、「今」治療を始めれば、人工関節にしなくても治療の可能性があるかもしれません。多くの方が、人工関節置換術や骨切り術を勧められ、長期入院とリハビリが必要とされています。当院の相談外来では、診療後に患者様の気持ちと身体の負担を軽減することを考慮し、できるだけ「切らない治療」を提案しています。「人生100年時代」の今、手術治療をせずに元気に歩ける生活を目指しています。

例えば、ロート製薬と共同開発したPRPは、世界最高水準の濃縮率（25倍）を実現し、高い効果が期待されます。その他にも、「幹細胞注射」、「軟骨細胞移植」、「半月板修復＋幹細胞移植」、「エクソソーム」、「体外衝撃波」など、ご自身の細胞を培養し、再生を促すことで、負担の少ない安心できる治療を提供してまいります。

手術治療
自家培養軟骨移植、低侵襲の日帰り関節鏡手術などの保険外診療ならではの軟骨再生医療と関節鏡手術を組み合わせた低侵襲手術を行います。

再生医療
多血小板血漿（PRP）、脂肪由来間葉系幹細胞エクソソーム

One stop 関節治療
初期の変形性関節症から末期関節症治療まで、どの段階からでも治療が可能ですべてのステージの治療を担当します。再生治療は主に中期で効果を発揮します。当センターでは再生医療の導入により、手術を回避あるいは手術のタイミングを遅らせることを目的としています。