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第47回日本呼吸器内視鏡学会学術集会 そしてその勢いのまま内視鏡地方会へ!


2024年6月27,28日に大阪国際会議場にて川口会長のもと、第47回呼吸器内視鏡学会総会が開催されました。今回は7名の先生が8題(口演7題中シンポジウム3題、 ポスター1題)の演題を発表してくださいました。内視鏡を教室の大きなテーマの一つに挙げている藤田医科大学呼吸器内科としては大変喜ばしいことです。

大会初日の最初のシンポジウム第一演題を飾ったのが池田先生 堂々としてるね IMAに対するクライオ生検のプレゼンです。

続いて第2演題は堀口病棟長の胸腔鏡クライオ これもインパクトあったなあ

Mixed reality を利用した気管支鏡ナビゲーション、私たちも日頃、岡地先生のゴーグルをつけた不思議な行動を見ていましたが、こんなすごいことをやってたんですね!

シンポジウムは3演題
第一会場での初日1番のクライオシンポジウムに池田・堀口両先生の登壇。いずれのプレゼンもわかりやすくインパクトが大きく、朝一にもかかわらず多くの質問も受けました。
池田先生は組織診断がしばしば難しいInvasive mucinous adenocartinoma (IMA)に対するクライオ生検の有用性
堀口先生は中皮腫のクライオ生検の標準的手技としての価値を問う とても優れた演題でした。
池田先生はこの演題で今大会の優秀演題賞をいただきました。すごい!!

また2日目は岡地講師のmixed reality によるナビゲーションを併用した気管支鏡の口演でした。 日本の第一人者として新しい気管支鏡を追求する先生の発表に会場では様々な質問がありました。ゴーグルに現実の世界と3Dのvirtual bronchoscopyを同時に表示して末梢病変を確実に捉えるまさに新技術です。これも掛け値なしにすげえ!

太田先生は気管支異物除去のまとまった報告 初めての総会とは思えぬ安定ぶりで、当教室のプレゼン力の強さを示す嬉しい発表です。

赤尾先生はEBUSーTBNAに続く鉗子生検(MFB)での2社のTBNA scopeの長短を比較している素晴らしい内容。
ちょっと時代を先行しすぎましたかね。

伊奈

伊奈先生はMFBの有用性について提示

なんと岡地先生は二つの演題を発表(こちらは高齢者クライオ生検の有用性安全性) すぐに論文化しましょう!

この方が有名なEBUS-GS後感染のCHEST論文のauthor 相馬先生。今回も直視下生検での感染についての研究を発表されました。こちらの重要な二次会も先生の仕切りで最高の焼肉をみんな堪能いたしました。

煙の立ち込める難波の焼肉での宴会です。みなさんご苦労様でございます。

みなさん楽しそうです。病棟長はスマホでSNS対応中ですね、おそらく留守番部隊からの様々な陳情に対応していると思われます。ご苦労様でございます。

学会でのプレゼンは重要な大学人としての責務です。立派に務めたみなさん ありがとうございます。病棟長お疲れ様でございます。感謝感謝です。もちろん、みんな お留守番の先生方への感謝は忘れずにね!

学会の最後のPGでは尊敬する栗本先生のEBUSのご講演がありました。現在の呼吸器内視鏡になくてはならないEBUS技術は全て栗本先生が研究し確立したものなのです。素晴らしいなどという言葉では語れない偉大な先生です。

いやあ、今回も無事終わりました。大きな成果も上がりました。みなさんお疲れ様でした、ありがとうございました!

川口会長と写真を撮る池田先生 (会長の右隣です)  晴れがましいです。

そして、池田先生の優秀演題賞受賞 表彰式です!すごいなあ。おめでとうございます!!


だが、何と これで終わりではなかったのです・・・・

無冠の帝王から2冠王へ

翌週、2024年7月6日に 第67回 呼吸器内視鏡学会中部支部会が開催され 池田先生は息つく暇もなく IgG4RDのクライオ生検症例の発表をされ、何とここでも優秀演題賞を受賞されました。
総会終わってからかなりの突貫工事でスライド作成されていましたが先生の日頃からの生検検体の病理所見勉強の実力が大いに発揮され、見事2週連続でのタイトル受賞となりました。 それにしてもすごすぎる!  
おめでとうございます!!