事業体制
AMR 感染症研究教育拠点
薬剤耐性菌(AMR)による感染症増加の危機に対峙するためには、科学的な視点を持った研究と臨床の両方が出来る医師を増やす必要があります。この事業では、自らAMRに関連する臨床研究を立案し、実践できる医師の育成を行います。
医学生は低学年から基礎研究や臨床研究のチームの一員として携わることで主体的に研究手法を習得します。具体的には、すでに学内で整備されているStudent Researcher Program (SRP)に参画する学生をStudent Assistant (SA)として採用し、感染症臨床研究の具体的な計画立案、検体整理、データ整理などの実務を担えるようにすることで、臨床研究のトレーニング機会を提供します。さらに高学年では感染症の診療参加型臨床実習により、Clinical Question (CQ)を研究に結びつけるための基本的能力を習得できるようにします。現代では感染症の意義深い研究を医師一人で行うことは不可能であるため、この事業においては様々な職種の修士課程や博士課程の学生をTeaching Assistant(TA)とし、また感染症科の若手医師を診療参加型臨床実習の担当とすることにより、他職種連携といわゆる「屋根瓦式」の体制を構築し、継続的に優れた臨床研究者を輩出していきます。
医学生は低学年から基礎研究や臨床研究のチームの一員として携わることで主体的に研究手法を習得します。具体的には、すでに学内で整備されているStudent Researcher Program (SRP)に参画する学生をStudent Assistant (SA)として採用し、感染症臨床研究の具体的な計画立案、検体整理、データ整理などの実務を担えるようにすることで、臨床研究のトレーニング機会を提供します。さらに高学年では感染症の診療参加型臨床実習により、Clinical Question (CQ)を研究に結びつけるための基本的能力を習得できるようにします。現代では感染症の意義深い研究を医師一人で行うことは不可能であるため、この事業においては様々な職種の修士課程や博士課程の学生をTeaching Assistant(TA)とし、また感染症科の若手医師を診療参加型臨床実習の担当とすることにより、他職種連携といわゆる「屋根瓦式」の体制を構築し、継続的に優れた臨床研究者を輩出していきます。
精神疾患研究教育拠点
臨床研究医と高度な臨床医を両立させて育成するには医学生から一貫したキャリアパスの教育システムが必須と考えます。このため、低学年の医学生おいては臨床研究の基盤となる基礎研究の習得をさせます。また、情報科学、臨床研究の基盤となる様々な臨床研究教育プログラムを履修してもらいます。臨床実習期間では高度な医療を早期に習得させる特別プログラムを行い卒業直後から臨床医として臨床研究への参画が可能なレベルまで引き上げます。具体的には、教育支援者を配置し、心理検査、精神療法、患者・家族への病状説明といった精神医療としての一連の医行為を経験してもらいます。さらに、Measurement-Based Care実習を取り入れ、臨床心理士の指導援助を得て、治療前後の精神症状数値化の手法を学んでもらいます。
また、精神療法実習として、臨床心理士指導による認知行動療法や動機付け面接法の理解および模擬患者を用いた実施も行います。本事業の実施により、精神症状を的確に数値化し、従来の経験や感覚に基づいたものではないデータに基づく精神科診療を行う能力を身につけた医学生を継続的に輩出していきます。これによりエビデンスレベルの高い精神医療が標準化されると考えます。また、脳画像やゲノム情報を理解し、これらに根ざした臨床疑問を見つけ出せる医学生を養成することで研究医の育成にも努めます。
また、精神療法実習として、臨床心理士指導による認知行動療法や動機付け面接法の理解および模擬患者を用いた実施も行います。本事業の実施により、精神症状を的確に数値化し、従来の経験や感覚に基づいたものではないデータに基づく精神科診療を行う能力を身につけた医学生を継続的に輩出していきます。これによりエビデンスレベルの高い精神医療が標準化されると考えます。また、脳画像やゲノム情報を理解し、これらに根ざした臨床疑問を見つけ出せる医学生を養成することで研究医の育成にも努めます。
協力機関一覧
八木 哲也 | 国立大学法人 東海国立大学機構 | 感染症分野の教育カリキュラムについての意見交換や相互支援の推進 |
名古屋大学大学院医学系研究科 | ||
臨床感染統御学分野 教授 | ||
大曲 貴夫 | 国立研究開発法人 国立国際医療研究センター | 研究内容や人材育成において意見交換を行う、共同研究を推進する |
国際感染症センター長 | ||
吉田 博之 | 塩野義製薬株式会社 ヘルスケア事業管掌 | 研究内容や人材育成において意見交換を行う、共同研究を推進する |
産官学連携部 感染症領域フェロー | ||
上薮 智史 | Meiji Seika ファルマ株式会社 | AMR対策のための抗菌薬の開発 |
臨床開発部・課長 | ||
加藤 亮 | ベックマン・コールター株式会社 | 研究内容や人材育成において意見交換を行う、共同研究を推進する |
ダイアグノスティックス事業推進統括部 統括部長 / DBSリーダー |
||
2025年1月予定: ダイアグノスティックス コマーシャルエクセレンス本部 本部長 / DBSリーダー |
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森本 拓也 | 花王株式会社 | 感染症の診断機器・試薬の開発 |
生物科学研究所 | ||
プロジェクトリーダー | ||
勝野 雅央 | 国立大学法人 東海国立大学機構 | ステークホルダーとして臨床研究医師養成主に学部教育から大学院教育まで次世代研究人材育成等についての意見交換や共同研究の推進(精神科領域) |
名古屋大学大学院 医学系研究科神経内科学・教授 |
||
細川 陽一郎 | 国立大学法人 奈良先端科学技術大学院大学・教授 |
ステークホルダーとして臨床研究医師養成主に学部教育から大学院教育まで次世代研究人材育成等についての意見交換や共同研究の推進 |
鍋倉 淳一 | 大学共同利用機関法人 自然科学研究機構 | ステークホルダーとして臨床研究医師養成主に学部教育から大学院教育まで次世代研究人材育成等についての意見交換や共同研究の推進 |
生理学研究所・所長 | ||
奥山 真司 | トヨタ自動車株式会社 | 研究内容や人材育成において意見交換を行う、共同研究を推進する |
人事部主査、統括精神科医 | ||
今尾 有佑 | 中部電力株式会社 事業創造本部 | 研究内容や人材育成において意見交換を行う、共同研究を推進する |
地域包括ケアユニット 課長 プロジェクトリーダー |
||
松井 佑樹 | 国立研究開発法人 国立精神・神経医療研究センター |
研究内容や人材育成において意見交換を行う、共同研究を推進する |
企画医療研究課長 | ||
籔内 一輝 | 住友ファーマ株式会社 | 研究内容や人材育成において意見交換を行う、共同研究を推進する |
R&D本部・臨床企画部長 | ||
關根 大輔 | 大塚製薬株式会社 | 研究内容や人材育成において意見交換を行う、共同研究を推進する |
メディカル・アフェアーズ部CNSグループ | ||
シニアマネージャー | ||
永井 剛 | インターリハ株式会社 | 研究内容や人材育成において意見交換を行う、共同研究を推進する |
特機部 | ||
副社長 | ||
鈴木 武城 | キヤノンメディカルシステムズ株式会社 | 研究内容や人材育成において意見交換を行う、共同研究を推進する |
MRI事業部 MRI開発部 | ||
部長 | ||
池田 匡志 | ジェノニクス株式会社 | 研究内容や人材育成において意見交換を行う、共同研究を推進する |
代表取締役社長 |