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センター長・副センター長からのメッセージ


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Passion for your dream


吉川 哲史 Tetsushi Yoshikawa
小児科学教授・臨床研修センター長・研修プログラム責任者
医学部入学時の夢、それは良医になることだったと思います。その夢に向かってのスタートが初期研修の2年間であり、この時期に多数かつ多彩な症例を経験することが非常に大切です。当大学病院は、大学病院としては日本で最大の病床数を誇り、ロボット手術をはじめとした高度先進医療だけでなく、地域の基幹病院としてERでは数多くのcommon diseasesも経験することができます。大学病院という豊富な人材、教育シーズを使って、綿密、かつ効果的な指導システムを構築するとともに、2年目研修医は1年目研修医の指導を、そして研修医は医学生の指導をしながら自らの実力を伸ばすといった屋根瓦式の教育を目指しています。本学の卒業生だけでなく、他学からの卒業生も多く、また女性研修医の数も多いため、皆さんのニーズに細かく配慮しながら厳しくも充実した二年間の研修生活が送れるよう努めています。是非私達と一緒に、自らの夢に向かった第一歩を踏み出してみませんか。


“カッコイイ”臨床医になろう!

石原 慎 Shin Ishihara
臨床医学総論教授・臨床研修センター長補佐・研修プログラム責任者
“カッコイイ”臨床医とはどんな医者でしょうか?「だれも入れることの出来なかった血管に1発で点滴が入る。」「緊急の疾患に的確に対応できる。」「一般的な病気の治療なら何でもできる。」「神の手と呼ばれるような手術ができる。」「珍しい病気だけど専門家として対応できる。」など“カッコイイ”臨床医像は人によってまちまちです。どの様な“カッコイイ”臨床医を目指しても、その経験を積める場が当大学病院にはあります。例えば、初期研修中にも当院内で開催される、2次救命処置のICLS(Immediate Cardiac Life Support)、脳卒中などの神経救急蘇生のISLS(Immediate Stroke Life Support)、厚生労働省認定緩和ケア研修などの研修参加や資格の取得が可能です。また、当病院は基本19領域およびサブスペシャリティー学会の認定施設ですので、早くから専門領域の研修を積みたい方は、初期研修期間も専門医過程の修練期間にカウントされます。
研修は、ただ症例を多く経験して時期が過ぎればいいのではありません。正しい知識、手技、臨床判断能力や態度が身についていることが最も大切です。そこで当院では、研修の途中で自分の到達度を評価し、今後の研修に生かすために、feedbackを伴った院内研修医Advanced OSCEを行っています。
自分の目指す“カッコイイ”臨床医の第一歩がこの病院にはあります。会える日を楽しみにお待ちしております。

医師としての第一歩に向けて


西澤 春紀 Haruki Nishizawa
産科・婦人科教授・臨床研修センター長補佐
初期研修は、医師としての第一歩であり、その研修環境の選択はその後の成長に重要であることは言うまでもありません。一方、近年の医学は,生命科学や医療技術の急速な進歩,医療の専門化や細分化,また社会構造の変化などを背景として,新たな医療環境の整備や提供が求められています。医師を含めた医療者は、こうした患者や社会の多様なニーズに応えるべく知識とスキルを習得し、社会に還元しなければならない時代となっています。当大学病院は、内視鏡やロボット手術、各種臓器移植等の最先端医療から、緩和医療やリハビリテーションまでの幅広い医療を実践し、また大学病院でありながら地域に根ざした中核病院としても機能していることが大きな特徴です。医師としての第一歩を踏み始めた研修医の皆さんにとっては、インターネットや教書をとって勉強することより、様々な症例を直に経験することが何よりも重要です。また大学病院には、多くの専門家やエキスパートが診療に従事しているため、その先生達と会話や診療を共に行うということは、先輩が苦労して成し遂げたことを容易に自分に取り入れて自己を改善する最良の方法であるといえます。当大学病院での初期研修から専門研修を通じて、でき得ることをすべて実行すれば、必ずや自身でも驚くような結果が得られると信じています。


一歩前に出れる医者になれるか?

渡瀬 剛人 Taketo Watase
救急総合内科教授・臨床研修副センター長
医学部卒業を間近に1人の医者としての最初の一歩を悩んでいる頃だと思います。私が卒業した20年前と今とでは大きく社会や医療界は変わっています。しかし、初期研修期間で何を目指すべきかと言う問いに対する答えはほとんど変わっていません。その答えは、患者さんの具合が悪い時・急変した時に一歩前に出れる医者になれるか否かだと思います。これを可能にするのが、多くの症例を経験し、しっかりとした指導体制のもと知識・技術・姿勢を身につけられる環境です。
藤田医科大学のERは全国の救命救急センターではトップ10(愛知県ではトップ3)に入る救急車搬送を受け入れ、ERには24時間救急総合内科のスタッフが2人以上常駐しています。また、あらゆる科のバックアップ体制も整っています。これによって研修医にリアルタイムに指導ができ、困っていたらすぐに介入もします。これは研修医の教育のみならず、患者さんの安全にもつながります。このような規模・体制をとっている東海地区のER施設は他にありません。
多くの若い医者を見てきて、初期臨床研修病院で大きくその医者の動き・姿勢が異なるものだと実感しています。皆さんも初期研修という大事な最初の一歩を藤田医科大学で歩み出しませんか?

求む、闘う研修医!

林 宏樹 Hiroki Hayashi
腎臓内科教授・臨床研修副センター長
大学を卒業し無事国家試験に合格すると、君たちは念願の医師となります。そしてその瞬間からたとえ医師としてまだまだ未熟であっても、親どころか祖父母の世代の患者さん、いわば人生の大先輩からも、「先生」とよばれます。その想いにいち早く応えるため、君たちは日々診療のスキルを磨かねばなりませんし、同時に医師としての熱いハートと不屈の闘志を兼ね備えねばなりません。
藤田医科大学病院には、君たちの成長を支える環境があります。国内最大の病床数や最新の医療設備といったハード面はもちろん、情熱にあふれ教育熱心な先輩医師やスタッフ、温かい研修センターの面々が君たちを全面的にバックアップします(私自身、複数の大学病院勤務歴がありますが、当院のサポート体制はピカイチだと自負しております)。 
藤田医科大学病院は、我々とともに闘う研修医を求めています!

自分の想像するなりたい医師を目指して一緒に頑張っていきましょう!

島 さゆり Sayuri Shima
脳神経内科講師・臨床研修副センター長
今まで皆さんが想像してきた、こうなりたい、理想の医師像ってどんなでしょうか。いかなる時も患者さんに優しい、わかりやすい説明ができる、どんな緊急事態も対応できる、研究も臨床も両立している、地域の医療を守るなどでしょうか。それぞれ異なると思いますが、様々な理想に近づくための努力は、いつか患者さんのためになると信じています。そのために様々な知識や広い視野をもってもらうことが重要であると考えており、医師としてのスタートラインである初期研修はとても大切であると考えています。藤田医科大学病院での初期研修は25科の専門科に在籍する経験豊富な指導医から様々な教育が受けられ、地域医療~救急医療~高度先進医療まで幅広い症例の臨床経験が得られます。研修期間中、どんなことでも相談してください。皆さんそれぞれの理想の医師像に近づけるようサポートし、充実した研修生活を送ってもらいたいと考えています。

救急診療を極めよう

中島 陽一 Yoichi Nakajima
小児科講師・臨床研修副センター長
私が臨床研修を開始したのはまだスーパーローテートが大学になかった時代で、卒業時にまだ診療科を決められなかったために、市中病院での研修を選択しました。いろいろとやらせてもらえる点はよかったですが、先生方は少数精鋭で多くの患者をカバーしているために日々多忙で、なかなか教育まで手がまわらないこともありました。その点、大学は圧倒的に指導医の数が多く、様々な医師とふれあい学び自分を磨くことができる環境が整っており、今の研修医がうらやましい限りです。病棟の入院症例は研修医が最初からタッチできる症例は多くはないかもしれませんが、救急の現場では軽症から重症まで研修医の活躍できる場が用意されています。近隣の市民病院的な役割も担っているため初歩的な対応から、重症患者の初期対応まで、夜間であっても指導医の適切なバックアップ体制がある中で安心して幅広く学ぶことができるのが当院の特徴です。研修医は救急現場で最も成長すると言っていいと思います。当院で救急診療を極め、自分のスキルを飛躍的にアップをアップさせましょう。