藤田医科大学国際交流推進センターを代表して挨拶申し上げます。
　藤田医科大学は1966年に藤田啓介先生により開学され、現在は医学部、医療科学部、保健衛生学部の3学部より構成される医療系総合大学です。建学の理念は「独創一理」であり、あなた自身がもつ創造力で新しい時代を切り拓いていく力となり得る、という考え方を示しています。この理念を持って、我々は教育、研究、臨床に携わり、国際的にも高い評価を受けるに至っています。2020年には日本初のTHE Asia Universities Summit 2020をホスト校として開催いたします。本学の国内外での存在感はますます高まっていくことでしょう。
　藤田医科大学はユニークな特徴を持つ4つの教育病院を持っています。大学に併設される藤田医科大学病院は、国内で最多の病床数を持ちロボット医療など最先端の医療を国際的最高水準で提供しています。より良い医療の実践には専門職の連携が欠かせません。藤田医科大学では、開学当時から学部・学科の垣根を越えて専門職連携を学ぶアセンブリ教育プログラムが行われ、良き医療人の育成に力を注いでいます。研究面においても、研究支援推進本部によって多くの先端研究機器の利用や実験のサポートが提供され、大学院生が研究に集中できる環境が整っています。
　藤田医科大学国際交流推進センターでは、大学間協定の締結、留学生の受け入れ、日本人学生の海外派遣、共同研究の推進、シンポジウムの開催など、国際交流に関わる業務を担当し本学の国際化に貢献しています。本学に国外から訪問する方々に教育や研究の最適のプログラムを提供すること、さらには双方の文化的視野を広げることを目的としています。皆さんの藤田医科大学での経験が、将来の国際的な活躍につながることを祈っております。

国際交流推進センター長
髙橋　和男