ラボの研究成果がHum Genetに掲載されました
複雑な染色体構造異常の切断点のゲノム・エピゲノム的解析をおこなうと、切断点の位置は成熟精子のATAC-seqの分布と相関することがわかりました。その他のエピジェネティックなマーカーとは相関しないこと、またATAC-seqとの相関は他の組織ではみられず成熟精子特異的であることなどから、複雑な染色体構造異常におけるDNA切断はヌクレオゾーム環境がヒストンからプロタミンに移行することと密接に関連していると推測されます。この論文は2023年8月24日にHum Genet誌にオンラインで発表されました。