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「コドマモ」ワークショップ開催報告


「コドマモ」リリースまでの学生たちの取り組み

2021年度の医療科学部の「キャリア形成論」の講義から始まった社会課題解決のプロジェクトは、大学の授業の中で学生たちが「SNSを通じた児童の性被害」という社会問題の解決のためにアイデアを出し合うという新しい取り組みでした。
学生たちのアイデアがスマホアプリとして具現化し、試作版のテスト等の製品化へも参画するなどして、2023年3月ついに「コドマモ」がリリースしました。
こちらのページでは「コドマモ」がリリースされるまでのワークショップの様子をご紹介します。



2021年12月9日, 16日に大学の講義にて、社会課題解決をテーマにアイデア創出型ワークショップを実施しました。
学生の主体的な取り組みで対策アイデアを多数創出、またアプリ開発だけでなく学部講義の教育機会である点に注力しました。

〈参加者〉
●医療科学部1年生140名



2022年6月29日 ,30 日にワークショップ第2弾を開催、学生の主体的な取り組みで対策アイデアが多数創出しました。

〈参加者〉
●医療科学部2年生140名



地域と連携した社会課題解決プロジェクトを目的とし、2022年7月20日に名城大学附属高校×藤田医科大学でワークショップを開催、アプリの実用化に向け高校生がアイディアを出し合いました。

〈参加者〉
●名城大学附属高校 国際クラス1年生29名
●愛知県警 (警部2名・警視1名)
●名古屋市少年補導委員 (5名)
●藤田医科大学 (教員1名・学生13名)

国内メディアに加え、海外メディアからも多くのお問い合わせをいただき、大きな反響がありました。

朝日新聞・全国版

海外メディアで配信




2022年11月26日に「コドマモ」試作版の実証実験が行われ、学生約 15名が参加しました。本アプリは、人工知能(AI)がわいせつと判断すると、撮った段階で画像をスマホから削除するよう促すメッセージが出て、保護者にも通知が行く仕組みとなっており、実証実験では試作版アプリを使用し、使用感や改善点など意見を出し合いました。
「コドマモ」は子どものわいせつな自撮り画像をAIで検知し、削除する仕様です。サーバー等へ接続する必要がなく、スマホ内で消去されるため、画像が保存されることもありません。

学生たちはこのような仕様検討や、わいせつ画像とそうでないものが正しく判断されるか等の動作確認作業へも携わり、製品化に参画してきました。