「オンライン・アセンブリ教育」の構築
~専門職連携教育としての双方向性のオンライン授業~
新型コロナウイルス感染の拡大を予防するため2020年度のアセンブリ教育を全面的にオンライン授業に切り替え、専門職連携教育としての「オンライン・アセンブリ教育」を構築しました。チャット機能を持つテレビ会議システムの「Microsoft Teams」を活用し、学習管理運営システム(LMS)のMoodleを併用した双方向性の授業を実施しています。
ここでは、2020年度のアセンブリⅠ・Ⅱ・Ⅲの取り組みを紹介します。
ここでは、2020年度のアセンブリⅠ・Ⅱ・Ⅲの取り組みを紹介します。
アセンブリⅠ
1年生全員を対象としたコミュニケーションを身につけるプログラムです。学生は、他者を尊敬する姿勢が大切であることを理解した上で、「他者に関心を持つ」「傾聴する」「質問する」ことを学びます。具体的には「自分を知る」「他者を知る」「見る」「聴く」「質問する」「チームを作る」といったテーマの小グループ学習を経験します。教員はファシリテーター(支援者)となり、学生の学びを支援します。
3学部の1年生627名を6グループに分け、Microsoft Teamsの「チーム」に割り当てました。更に、各グループの学生を多学科混成の6名のサブグループ(計 105グループ)に分けました。
講習を担当する教員は、各々にカメラとマイクを接続した6台のノートパソコンを利用し、Microsoft Teamsを介して学生に画像と音声を同時配信しました。学生は教員の指示に従って、サブグループ毎にMicrosoft Teamsの中の小部屋「チャネル」に移動して、お互いの表情を確認しながら小グループでの意見交換を行いました。教員は手分けをして5~6の「チャネル」を巡回し学習を支援しました。
3学部の1年生627名を6グループに分け、Microsoft Teamsの「チーム」に割り当てました。更に、各グループの学生を多学科混成の6名のサブグループ(計 105グループ)に分けました。
講習を担当する教員は、各々にカメラとマイクを接続した6台のノートパソコンを利用し、Microsoft Teamsを介して学生に画像と音声を同時配信しました。学生は教員の指示に従って、サブグループ毎にMicrosoft Teamsの中の小部屋「チャネル」に移動して、お互いの表情を確認しながら小グループでの意見交換を行いました。教員は手分けをして5~6の「チャネル」を巡回し学習を支援しました。
アセンブリⅡ
2年生全員を対象とした「チームワーク」を身につけるプログラムです。学生はプロジェクト活動に主体的に参加します。例年、大学内・大学病院内、そして、大学外での多彩な活動や地域のイベントに参加しておりましたが、2020年度は対面での活動が全くできなくなりました。そこで、当初予定していた通年のプログラムを前期のみに短縮し、チーム毎に分かれたオンライン活動に切り替えました。
先ず、アセンブリ講演会をMicrosoft Teamsを活用したオンライン授業で実施しました。アセンブリ教育の目的、アセンブリⅠ、Ⅱ、Ⅲ、そして、Ⅳの学修内容を学びました。その後、学生(612名)は多学科混成の6名から構成されたチーム(計104チーム)に分かれ、Microsoft Teamsの中の小部屋「チャネル」に移動し、オンラインでのプロジェクト活動に参加しました。
各プロジェクトを担当する教員は、「本来であれば、学生はどのような活動ができたか」「どのようなことを準備する必要があったか」「その活動を通して何を得ることができるはずだったか」を学生、及びチームに問いかけました。学生はプロジェクトの目標を踏まえてチーム内で意見交換をしました。
先ず、アセンブリ講演会をMicrosoft Teamsを活用したオンライン授業で実施しました。アセンブリ教育の目的、アセンブリⅠ、Ⅱ、Ⅲ、そして、Ⅳの学修内容を学びました。その後、学生(612名)は多学科混成の6名から構成されたチーム(計104チーム)に分かれ、Microsoft Teamsの中の小部屋「チャネル」に移動し、オンラインでのプロジェクト活動に参加しました。
各プロジェクトを担当する教員は、「本来であれば、学生はどのような活動ができたか」「どのようなことを準備する必要があったか」「その活動を通して何を得ることができるはずだったか」を学生、及びチームに問いかけました。学生はプロジェクトの目標を踏まえてチーム内で意見交換をしました。
アセンブリⅢ
3年生全員(一部の学科は4年生)を対象とした「患者中心の考え方」を身につけるプログラムです。例年、チーム基盤型学修(TBL: Team-based Learning)を提供しておりましたが、2020年度は対面でのプログラムを実施することが不可能となりました。そこで、チーム単位での学修形態を維持したオンライン授業に切り替えました。
3学部の学生759名を4グループに分け、Microsoft Teamsの「チーム」に割り当てました。。更に、各グループの学生を多学科混成の5名のサブグループ(計 152グループ)に分けました。小グループ学修を進行する教員は、各々にカメラとマイクを接続した4台のノートパソコンを利用し、Microsoft Teamsを介して学生に画像と音声を同時配信しました。学生は教員の指示に従って、サブグループ毎にMicrosoft Teamsの中に用意された小部屋「チャネル」に移動して、お互いの表情を確認しながら小グループでの意見交換を行いました。教員は手分けをして複数の「チャネル」を巡回し学習を支援しました。
[1日目]
学生はアセンブリⅠ、アセンブリⅡの教員から出された課題に先ず個人で、続いてチームで取り組みました。学生はカメラをオンにして、チームメンバーの表情を確認しながら、意見交換をしました。
[2・3日目]
今年のテーマは「QOL」でした。学生はシナリオを読み解きながら、患者がどう生きたいかという願いに思いをめぐらせ、患者の願いにどう寄り添うかをチームで考えました。
2日目、学生は患者・家族の立場で考えました。更に、3日目、学生は専門職として患者にどう支援することが出来るかについてチームで考えました。その後、学生は自らの学修を振返りました。最後にアセンブリⅣの内容を紹介しました。
3学部の学生759名を4グループに分け、Microsoft Teamsの「チーム」に割り当てました。。更に、各グループの学生を多学科混成の5名のサブグループ(計 152グループ)に分けました。小グループ学修を進行する教員は、各々にカメラとマイクを接続した4台のノートパソコンを利用し、Microsoft Teamsを介して学生に画像と音声を同時配信しました。学生は教員の指示に従って、サブグループ毎にMicrosoft Teamsの中に用意された小部屋「チャネル」に移動して、お互いの表情を確認しながら小グループでの意見交換を行いました。教員は手分けをして複数の「チャネル」を巡回し学習を支援しました。
[1日目]
学生はアセンブリⅠ、アセンブリⅡの教員から出された課題に先ず個人で、続いてチームで取り組みました。学生はカメラをオンにして、チームメンバーの表情を確認しながら、意見交換をしました。
[2・3日目]
今年のテーマは「QOL」でした。学生はシナリオを読み解きながら、患者がどう生きたいかという願いに思いをめぐらせ、患者の願いにどう寄り添うかをチームで考えました。
2日目、学生は患者・家族の立場で考えました。更に、3日目、学生は専門職として患者にどう支援することが出来るかについてチームで考えました。その後、学生は自らの学修を振返りました。最後にアセンブリⅣの内容を紹介しました。