グローバルナビゲーションへ

本文へ

ローカルナビゲーションへ

フッターへ



トップページ >  アセンブリ教育センター >  アセンブリ教育ワークショップ活動報告 >  2021年度~2024年度 >  2023年度 第2回アセンブリ教育ワークショップ(9月7日)

2023年度 第2回アセンブリ教育ワークショップ(9月7日)


 今後のアセンブリ教育では防災活動を通した災害時の社会貢献と保健医療福祉における多職種連携を実践できる人材を育成します。これを受けて2024年度に必須科目として単位化されるアセンブリⅢでは、職種の理解に向けた教育のテーマ「患者・家族・利用者・コミュニティ」に加え新たに「被災住民の支援」を追加する運びとなりました。7月に開催されたアセンブリ教育ワークショップ(WS1)では、アセンブリⅢ活動の1日目に実施を予定している地域の健康危機管理のニーズを把握するためにグループワークを実践しながら意見交換を行い課題を抽出しました。今回のアセンブリ教育ワークショップでは、アセンブリⅢ活動の2・3日目に実施を予定している職能への気づきと多職種で支える地域医療について検討しました。多職種協働を通じて各々の職能について理解を深め、自分の職能をチームの中で表現・発揮すること、さらに自分の職種を超えて地域と連携し社会資源を広く活用することで災害時要配慮者対応を支援することの重要性をどのようにテーマに落とし込むと良いか、それらについてグループワークを通して意見交換を行いました。

 WSの冒頭、学長の湯澤由紀夫先生、副学長の金田嘉清先生、アセンブリ教育センター長 の大槻眞嗣先生にご挨拶を頂き下記の内容でWSを開催しました。
日 時: 2023年9月7日(木曜日)
13:15~16:20
場 所: 大学3号館4階アクティブラーニング室
対 象: アセンブリ教育センター員
活動推進室員
学生委員(学生代表)
アセンブリ教育センターおよび学生支援課事務職員
愛知学院大学教員
日本福祉大学教員
名城大学教員
テーマ: 災害時の社会貢献と多職種連携教育

ワークショップ参加者集合写真

振り返り

医学部地域医療産学連携講座 和泉邦彦先生による振り返り

振り返りの様子

 アセンブリWS1(アセンブリⅢ教材検討会)のグループワークであげられた課題(検討ポイント・改善点)に対して、医学部地域医療産学連携講座の和泉邦彦先生より、豊明校地の強み・弱みと担う役割(ライフライン回復、被災地外搬送までの生命維持)についての説明を交えながら振り返りが行われました。

グループワーク1 :アセンブリⅢ活動(課題3)

グループワーク1(前半)の様子

グループワーク1(前半)の様子

 グループワーク1の前半では「職能への気づきー災害時要配慮者対応ー」として、モデルパーソンとなる藤子さんに対して自職種にできる支援と他職種に依頼したい支援について話し合いを行いました。発表では、職種別の役割について検討することが個別ワークになりやすいとの実務課題があげられました。

グループワーク1:アセンブリⅢ活動(課題4)

グループワーク1(後半)発表の様子

グループワーク1(後半)発表の様子

 グループワーク1の後半では「職能への気づきージョハリの4つの窓ー」として、前半に検討した被災地・避難所での職種別の役割を「開放の窓」、「秘密の窓」、「盲点の窓」、「未知の窓」に分類しながら議論を深掘りしました。「未知の窓」を気づくことは非常に難しいとの意見や求められる役割に対してどのようなチームビルディングすれば良いかを議論するのも一案であるとの意見がありました。

グループワーク 2:アセンブリⅢ活動(課題5・6)

グループワーク2の様子

グループワーク2発表の様子

 グループワーク2では「避難所からコミュニティへ」として、モデルパーソンとなる藤子さんに対して、被災後しばらく時間が経過した後にどのような支援ができるかについて多角的な検討がされました。教材を担当している和泉先生からは2回のワークショップを通して得られた様々な視点からの意見に対しての感謝の意が示され、今後、アセンブリⅢ活動のコアメンバーと詳細を詰めていくとの志を立てワークショップを終了しました。