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2023年度 第1回アセンブリ教育ワークショップ(7月1日)


 今後のアセンブリ教育では防災活動を通した災害時の社会貢献と保健医療福祉における多職種連携を実践できる人材を育成します。これを受けて2024年度に必須科目として単位化されるアセンブリⅢは、職種の理解に向けた教育のテーマ「患者・家族・利用者・コミュニティ」に加え新たに「被災住民の支援」を追加する運びとなりました。今回のアセンブリ教育ワークショップ(WS)では、テーマを「災害時の社会貢献と多職種連携教育」として南三陸病院(旧志津川病院)の方々を講師にお迎えし「被災当時の思い・今の思い・若者に伝えたいこと」についてお話し頂きました。それらのメッセージを受けてアセンブリ教育センター員、活動推進室員、3名の学生委員(学生代表)、アセンブリセンター及び学生支援課事務職員、そして愛知学院大学、日本福祉大学、名城大学の教員を含めた教職員・学生合計56名が、災害時における被災地の現状や被災者の心情を学び、アセンブリⅢ活動を通して学生に何を伝えるべきかについて議論を行いました。

 WSの冒頭、副学長の金田嘉清先生、副院長の岩田充永先生、アセンブリ教育センター長 の大槻眞嗣先生にご挨拶を頂き下記の内容でWSを開催しました。
日 時: 2023年7月1日(土曜日)
9:00~16:30
場 所: 大学3号館4階アクティブラーニング室
対 象: アセンブリ教育センター員
活動推進室員
学生委員(学生代表)
アセンブリ教育センターおよび学生支援課事務職員
愛知学院大学教員
日本福祉大学教員
名城大学教員
テーマ: 災害時の社会貢献と多職種連携教育
講 師: ≪会場参加:南三陸病院≫
高見真智子様、西城真理子様、山内ひとみ様、浅野麗七様(登壇順)
≪Web参加:南三陸病院≫
小野寺貴洋様、高橋美里様、高橋るり子様、三浦留美様、久保田絵美様、狩野舞様、三浦恵美子様、佐々木千夏様、星愛子様(登壇順)

ワークショップ参加者集合写真

レクチャー 1

医学部地域医療産学連携講座 和泉邦彦先生

レクチャー1の様子

 レクチャー1では、医学部地域医療産学連携講座の和泉邦彦先生に「多職種連携・保健医療福祉に防災・災害医療の要素を加えることについて」と題して、愛知県下における防災関連の基本情報とかつての職場での防災に対する取組みを示して頂きました。

シンポジウム

南三陸病院の先生方と岩田充永先生

南三陸病院とのWeb中継

 シンポジウムでは「学生に何を伝えるか〜南三陸病院(旧志津川病院)からメッセージ」と題して、南三陸病院の方々をお招きして被災時の体験談をお話し頂きました。特に、災害を忘れることは被害を拡大させるため伝承することが大切であること、災害医療は看護の原点であることなど心に響く言葉がいくつもあり、それらの言葉に参加者が共感しました。

グループワーク1

グループワーク

発表と交流

 グループワーク1では学生教育として何を伝えるかについてグループで話し合いを行い、その発表をとおして南三陸病院の先生方と交流をはかりました。グループワーク後にはWSにご協力頂いた南三陸病院の先生方に対して感謝の意と惜しみない拍手が送られました。

グループワーク 2

グループワーク

発表と質疑応答

 グループワーク2ではアセンブリⅢ活動の教材をもとに教職員が実践して問題点や課題の抽出を行いました。教材を担当している和泉先生からは各班からの提案事項をヒントにして魅力的なアセンブリⅢとなるようにしていきたいとの意気込みをもってワークショップを閉めました。