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2019年度 第2回アセンブリ教育ワークショップ(8月1日)


 アセンブリ教育は、専門職連携教育です。アセンブリⅠ(1年生)、アセンブリⅡ(2年生)では、他者とのコミュニケーション、主体性を育むために活動します。アセンブリⅢ(主に3年生)では、専門職連携教育としてのチーム基盤型教育(TBL:team-based learning)を実践し、患者中心性を学びます。患者中心性とコミュニケーションは、専門職連携の根幹となる能力です。アセンブリⅣ(4年生以上)は、自職種と他職種の役割を理解した学生が集まり、患者の健康問題に他職種と協力して取り組む場となります。
 今回のワークショプでは、2016年〜2018年に行ったアセンブリⅣのトライアルを総括し、「アセンブリⅣをどのようなプログラムにすべきか?」について考えます。
日 時: 2019年8月1日(木曜日)
13:00~17:00
場 所: 大学3号館4階412
アクティブ・ラーニング室
対 象: アセンブリ教育センター員
活動推進室員
テーマ: これからのアセンブリⅣを考える
〜トライアルの総括と実現に向けての提案〜

ワークショップ参加者集合写真

ミニレクチャー

三吉 友美子 先生

 アセンブリⅣ担当副センター長の三吉友美子先生には「これまでのアセンブリⅣトライアルの総括および報告」についてご講演頂き、2016年〜2018年に実施されたアセンブリⅣのねらいとそこから見えた課題について理解を深めました。また、それらのトライアルから得た知見より、新たなアセンブリⅣとして「現場の専門職連携医療チーム」の現場同行実習(シャドウィング)が一案として提案されるなど、グループワークにむけた方向性が示されました。

グループワーク

中井 滋 先生  朝居 朋子 先生

 「これからのアセンブリⅣを考える」ためのグループワークとして、中井先生と朝居先生より、2つの議題「同行実習をどのように実現するか」と「週末のグループワークで何をするのか」が与えられました。
 各班ともにアセンブリ教育の最終段階として学生にどのようなことを学ばせるかについて、学科カリキュラムと照らし合わせた現実的な議論がなされました。発表では、各班から異なる視点による検討報告がなされ、アセンブリⅣを構築するうえでの貴重な意見となりました。

Closing

大槻 眞嗣 先生

 WSの総評として、アセンブリ教育センター長の大槻眞嗣先生が各班から提案された内容を整理しました。提案された内容をヒントにして、アセンブリ教育に「参加してよかったと実感できる」ような、魅力的なプログラムを皆さんと一緒に創っていきたいとの意気込みを示しました。
 アセンブリⅣの今後について、アセンブリ教育副センター長の三吉友美子先生より、頂いた意見をワーキンググループに持ち帰り、今年度のトライアルの見直しを検討するところから始めたいと、まとめの一言を頂きました。「幾つもの方法で実施を重ね、アセンブリ教育の最終段階であるアセンブリⅣを確立できるように努力していきたい。」とのお言葉でワークショップがしめられました。

三吉 友美子 先生