2019年度 第1回アセンブリ教育ワークショップ(7月15日)
アセンブリⅠは、開学以来50年近く,多彩な班活動(運動・文化・実験)を通して専門職連携の基盤を養ってきました。この度、アセンブリⅠを全面的に見直し「他者とのコミュ二ケーション」を学ぶプログラムに変更します。ここでは「1.他人に関心をもつ、2.傾聴する、3.質問する」ことを重点的に学修します。 本学独自のアセンブリ教育のさらなる発展を目指し、新たなアセンブリⅠを確認・検証するために、下記の内容でアセンブリ教育ワークショップを開催しました。テーマを『新しいアセンブリⅠのプログラム検証』とし、講師に後藤道子先生(三重大学)をお迎えして、参加者37名の教職員が、新たなアセンブリⅠで実施するプログラムの1つである「バスは待ってくれない」を体験し、教育効果および課題等を検証しました。 |
日 時: | 2019年7月15日(祝月曜日) 9:30~16:00 |
場 所: | 大学3号館4階412 アクティブ・ラーニング室 |
対 象: | アセンブリ教育センター員 活動推進室員 |
テーマ: | 新しいアセンブリⅠのプログラム検証 |
講 師: | 後藤 道子 先生 三重大学医学部 三重県総合診療地域医療学講座 |
ワークショップ参加者集合写真
ミニレクチャー
第一部では、アセンブリ教育センター長の大槻眞嗣先生に「アセンブリ教育の連続性」についてご講演頂き、アセンブリ教育の学修目標と医療における専門職連携の重要性について理解を深めました。 第二部では、アセンブリ教育副センター長(アセンブリⅠ担当)の古澤彰浩先生に「2020年度アセンブリⅠ改革案説明」と題して、新たなアセンブリⅠ活動の到達目標と活動内容についてご説明頂きました。 |
第一部:大槻 眞嗣 先生
第二部:古澤 彰浩 先生
グループワーク
米本 倉基 先生
新たなアセンブリⅠを確認・検証するために、実施するプログラムの1つである「バスは待ってくれない」をグループワークとして体験しました。 グループワークを実施するにあたり米本先生より、課題とする「バスは待ってくれない」のねらいと実習のルールについて説明を受けました。「バスは待ってくれない」は、チームのメンバー各自に配布された地域情報カードをもとにコミュニケーションを通してバス停までの地図をチームとして完成させるというゲーム感覚のプログラムで、に、各チームとも熱のこもった体験を行うことができ、意義あるグループワークを実施することが出来ました。また、後藤先生にはアセンブリⅠ活動が学生にとってより実りある活動になるための貴重なご意見を頂きました。 今回のグループワークを通して、実際にアセンブリⅠのプログラムを実施する担当教員のスキルアップが課題であることが検証されました。 |
後藤 道子 先生
≪ご略歴≫ | |
1991年 2005年 2009年 2011年 2013年 2018年 |
南山大学文学部人類学科卒 名古屋市立大学人間文化研究科 修士(人間文化) 三重大学大学院医学系研究科家庭医療学 博士(医学) 三重大学医学部医学・看護学教育センター 助教 三重大学大学院医学系研究科地域医療学講座 助教 三重大学医学部三重県総合診療地域医療学講座 助教 |