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アセンブリⅡ


【目的】

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アセンブリⅡはチームワークを身につけるための多職種連携教育です。

【なぜ「チームワーク」を学ぶ必要があるのか】

アセンブリⅡでは、学生がチームワークの重要性を理解し、効果的なチームワークを実践できる姿を目指しています。社会は分業で成り立っており、あらゆる場面で目標に到達すべくチームで取り組みます。とりわけ医療の分野では、高度化されている医療の実践に、同一職種内はもちろん、多職種間のチームワークが欠かせません。チームワークには、メンバー同士がコミュニケーションをとり、良好な協力関係を築くプロセスが含まれます。学生の時分にチームワークを促進するスキルを身に付けておくことは、社会で活躍するために大いに役立つと考えます。

【アセンブリ教育での位置づけ】

アセンブリⅡではアセンブリⅠで身につけた「コミュニケーション」を土台にして、「チームワーク」を学びます。チームワークは、アセンブリⅢで自職種、他職種を意識したチーム学習を行う上で必要となるスキルです。

【到達目標】

Ⅰ.基本姿勢
他者を尊重(リスペクト)できる。
Ⅱ.チームワーク
1.チーム内でコミュニケーションを取ることができる。
2.チームメンバーの関係性の構築・維持・成長に貢献することができる。
3.チームで解決すべき課題を見出すことができる。
4.見出した課題に対する解決策を提案することができる。
5.自己とチーム全体の態度や言動について省察し、改善できる。

【活動内容】

チームの形成
「避難所における貢献-災害時における社会貢献として-」を題材に、興味のあるテーマを選んだ学生同士がチームを組んで1年間活動します。2024年度の参加学生は647名で、72チームが作成されています。各チームには、ファシリテーター役の教員が配置され、学生のチーム活動を支援しています。

医学部、医療検査学科、放射線学科、看護学科、リハビリテーション学科の2年生が集まり、9名程度のチームを構成しています。学生同士はお互い初対面のことも多く、アイスブレイクから活動が始まります。
学習内容
チーム活動は前期10回、後期5回の全15回実施されています。前期はアイスブレイク(雰囲気づくり)や具体的な活動計画づくりが中心となっています。後期は立てた計画を基に活動し、チーム活動の成果をまとめ、成果発表会を行っています。前期、後期それぞれにチーム活動を振り返る時間を設け、自分たちが到達目標に達しているかを個人レベル、チームレベルで考え、学習課題を見出すようにしています。

チームで意見を出し合い、合意形成を図りながら活動していきます。
活動風景

トイレチームの活動風景です。このチームは、マンホールトイレを組み立てながら、災害時に利用しやすいトイレを検討しています。

傷病者対応チームの活動風景です。このチームは、災害時に担架として代替できる素材を検討しています。

メンタルヘルスチームの活動風景です。このチームは、パーテーションを活用して、避難所において過ごしやすい環境づくりを検討しています。

防災に関する専門家から意見をいただけます。学生は、チームワークの向上だけでなく、防災知識も深めることができます。

1年間の活動成果をパワーポイントで発表しています。活動成果だけでなく、チームワークのアピールポイントも必ず発表してもらい、最終回の振り返りに活かしていきます。