第7回メディカルサイエンスカフェを開催しました (2019/8/22) | Topics

システム医科学部門・宮川剛教授による最先端の脳・ゲノム研究についてのプレゼンテーション

小清水久嗣准教授のイントロダクション

分子遺伝学研究部門・稲垣秀人講師が体験実験（ALDH2の遺伝子型解析）をインストラクション

遺伝子発現機構学研究部門・福村和宏助教が実験を指導中

高校生を対象としたメディカル・サイエンス・カフェを開催しました。

今回はNPO法人アスクネットの高校生を対象とした大学見学プログラム（キャリアブリッジ；愛知県教育委員会の委託事業）とタイアップ。愛知県内の高校生20名が参加されました。自己紹介では医師、看護師、臨床検査技師、助産師などの医療人をめざしていると語る生徒さんが多く、皆さん真剣な表情でプログラムに取り組んでいました。

体験実験では、自身のアルコールへの"強さ"についてアルデヒド脱水素酵素2(ALDH2)の遺伝子型解析とパッチテストの2つの方法で検証。得られた結果に皆さん一様に驚いていました。

システム医科学部門宮川剛教授のプレゼンテーションでは、近い将来、自分の全ゲノムを知ることができることやゲノム編集でヒトの遺伝子改変が可能になることを知ってもらい、科学の倫理などについて皆で考え合っていただきました。