藤医会　新会長　松山裕宇 　 　このたび平成17年2月26日に開催されました藤医会総会におきまして、第５代藤医会会長に推挙されその職を拝命することになりました。藤田保健衛生大学医学部第６回生という若輩のため、万事不行き届きのことが多いかと存じますが、一意専心、母校ならびに藤医会の発展のために微力を尽くし励む決心でおります。どうか前任会長同様、格別のお力添えを賜りますよう宜しくお願い申し上げます。 　私立医学部同窓会の担う役割は極めて大きく、その役割を果たすにあたっては「同窓会は大学の応援団」という本来の姿を頑なに守り活動することが大切であると考えております。それは決して権力を目指すものではなく、敬愛する母校を暖かく見守り助けていく、そしてその結果大学とのフェアな関係を築き上げることが理想であると思います。また会員同士も、皆が母校に対する思いやりを心に持ちつつ様々な活動の中で我々が何をしていくべきかを理解しあっていくことが、同窓会そのものの成長につながると考えます。 　決しておごらず、力を合わせて地道に活動すれば、我々卒業生のみならず学生・大学病院・各学部との間に「和」を生み出し、自然に大きな力へと転換されていくのではないでしょうか。1・２回生を始め諸先輩方が育ててこられた同窓会を、我々の世代が引き継ぎ、少しでも若い卒業生にまで裾野を広げていくことが与えられた責務と信じて活動していこうと思います。 　新執行部の副会長として、6回生の根木浩路先生（藤田保健衛生大学病院胸部外科）、今井英夫先生（今井医院）、9回生の吉川哲史先生（藤田保健衛生大学病院小児科）にご就任頂きました。また、執行部に直接お力添えを頂くべく、藤医会ホームページの管理をはじめ、我々６回生が中心となる執行部のまとめ役として5回生で衛生学部放射線技術学科教授の安野泰史先生、今までも藤医会活動を影で支え続けて頂いている理事・６回生の安倍雅人先生、そして事務局の統括として溝口良順先生に引き続きの業務をお願いしております。 　藤田学園としては、開学40周年を通過し50周年に向けて歩を進めたところであります。同窓会や母校に対する気持ちは、会員の皆様個々で様々であることも十分認識した上で、我々、執行部が微力ながら要となって、ゆっくり着実に成長していく所存であります。 　会員の皆様におかれましては、藤医会に是非ともご理解とご協力を賜りますようよろしくお願い申し上げます。 　 　平成17年5月吉日 藤医会会長　松山裕宇