放射線写真学
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34回(S.60.3,1985),最初に戻る
問題 31. 現像促進作用のもっとも強いのはどれか。 1. ホウ砂 2. 重炭酸ナトリウム 3. 水酸化ナトリウム 4. 炭酸ナトリウム 5. 燐酸3ナトリウム 問題 32. 結晶水を含んでいる化学薬品はどれか。 a. ハイドロキノン b. カリミョウバン c. チオ硫酸ナトリウム d.水酸化ナトリウム 1. a,c,dのみ 2. a,bのみ 3. b,cのみ 4. dのみ 5. a〜dのすべて 問題 40. 入斜光の90%が吸収されるフィルムを2枚重ねたときの写真濃度はどれか。 1. 0.18 2. 0.2 3. 0.81 4. 1.0 5. 2.0
35回(S.60.9,1985),最初に戻る
問題 31. 写真に使われるハロゲン化銀で正しいのはどれか。 a. 臭化銀 b. 塩化銀 c. ヨウ化銀 d. リン化銀 e. 硫化銀 1. a,b,c 2. a,b,e 3. a,d,e 4. b,c,d 5. c,d,e 問題 32. 増感の方法について誤っているものはどれか。 1.ハロゲン化銀結晶育成 2.塩素増感 3.硫黄増感 4.還元増感 5.金増感 問題 33. ハロゲン化銀の性質で正しいものはどれか。 a. 有機溶剤によく溶ける b. 結晶に光が当たると、電気伝導性は増す c. 光吸収域と感光波長域とは対応する d. 結晶には格子欠陥を内蔵している e. 乳剤中の粒子は直径3〜4μmである 1. a,b,c 2. a,b,e 3. a,d,e 4. b,c,d 5. c,d,e 問題 34. 自動現像機用現像補充液の構成でないのはどれか。 1.保こう剤 2.酸剤 3.硬膜剤 4.有機抑制剤 5.金属キレート剤 問題 35. 正しい組合わせはどれか。 a. 抑制剤------------臭化カリウム b. 保こう剤----------亜硫酸ナトリウム c. 促進剤------------無水炭酸ナトリウム d. 現像主薬----------ハイドロキノン 1. a,c,dのみ 2. a,bのみ 3. b,cのみ 4. dのみ 5. a〜dのすべて 問題 37. 誤っている組合わせはどれか。 a. 偽写真効果----------薬品等による潜像形成 b. ハーシェル効果------赤外スペクトルによる反転 c. ビラール効果--------感度低下による反転 d. ハレーション--------乳剤粒子面での反射 e. イラジエーション----界面反射 1. a,b 2. a,e 3. b,c 4. c,d 5. d,e 問題 39. センシトメトリについて誤っているものはどれか。 1.現像処理剤の性能評価に使われる。 2.フィルムの写真的特性の測定に使われる。 3.増感紙の感度測定に使われる。 4.エックス線フィルムセンシトメトリは規格化されている。 5.露光量は常用対数で表される。 問題 40. 相反則不軌に影響する因子はどれか。 a. 露光の波長 b. 露光時の湿度 c. 化学増感の種類 d. 現像時間 1. a,c,dのみ 2. a,bのみ 3. b,cのみ 4. dのみ 5. a〜dのすべて
36回(S.61.3,1986),最初に戻る
問題 31. エックス線写真の処理に関連して正しいのはどれか。 a. 現像液のpHは約6に調整する。 b. 定着液の温度が高いほど定着時間は短い。 c. 衣服に付着した定着液汚染の除去にヨードチンキを用いる。 d. 水洗時の温度は20゜Cよりも75゜Cの方が適切である。 1. a,c,dのみ 2. a,bのみ 3. b,cのみ 4. dのみ 5. a〜dのすべて 問題 32. 減力液の処方に用いるのはどれか。 a. 赤血塩 b. 過マンガン酸カリウム c. 過硫酸アンモニウム d. 鉄ミョウバン 1. a,c,dのみ 2. a,bのみ 3. b,cのみ 4. dのみ 5. a〜dのすべて 問題 33. 解像力に影響する因子はどれか。 a. 被写体コントラスト b. 測定する色光 c. 露光量 d. 現像条件 1. a,c,dのみ 2. a,bのみ 3. b,cのみ 4. dのみ 5. a〜dのすべて 問題 34. 潜像退行現象に関係のない因子はどれか。 1. 湿度 2. 温度 3. 露光量 4. 感光材料の種類 5. 放置時間 問題 35. 露光に関する現象でないのはどれか。 1. ラッセル(Russel)効果 2. クライデン(Clayden)効果 3. サバチェ(Sabatier)効果 4. ソラリゼーション 5. 間欠効果 問題 36. 写真乳剤添加剤でないのはどれか。 1.分光増感剤 2.かぶり防止剤 3.現像促進剤 4.ゼラチン軟化剤 5.潜像退行防止剤 問題 37. 正しい組み合わせはどれか。 a. メトール------------------急性現像剤 b. ハイドロキノン------------緩性現像剤 c. 無水亜硫酸ナトリウム------現像促進剤 d. 炭酸ナトリウム------------酸化防止剤 e. 臭化カリウム--------------現像抑制剤 1. a,b,c 2. a,b,e 3. a,d,e 4. b,c,d 5. c,d,e 問題 38. セーフライトについて適切な組み合わせはどれか。 a. 赤外線フィルム---------------------------黄色 b. パンクロフィルム-------------------------濃緑色 c. オルソフィルム---------------------------赤色 d. レギュラータイプエックス線フィルム-------橙色 e. 白黒印画紙-------------------------------濃緑色 1. a,b,c 2. a,b,e 3. a,d,e 4. b,c,d 5. c,d,e 問題 39. フィルムコントラストに影響を与える因子はどれか。 a. 現像時間 b. 現像液温度 c. 基礎かぶり d.黒化度 1. a,c,dのみ 2. a,bのみ 3. b,cのみ 4. dのみ 5. a〜dのすべて 問題 40. 蛍光体アクチベータの作用はどれか。 a. 発光効率を高める。 b. 発光スペクトルをシフトさせる。 c. 残光時間を延ばす。 d. エックス線吸収率を下げる。 1. a,c,dのみ 2. a,bのみ 3. b,cのみ 4. dのみ 5. a〜dのすべて
37回(S.61.9,1986),最初に戻る
問題 31. 感光材料としてのハロゲン化銀について正しいのはどれか。 a. 結晶の大きさは感度に関係がある。 b. 結晶が小さいほどガンマは大となる。 c. 光子1個に対応して1個の現像核ができる。 d.感光核は結晶の表面のみに存在する。 e.臭化銀は沃化銀よりも感度が大である。 1. a,b 2. a,e 3. b,c 4. c,d 5. d,e 問題 32. 写真乳剤として用いられないのはどれか。 a. AgI b. AgBr c. AgCl d. AgF 1. a,c,dのみ 2. a,bのみ 3. b,cのみ 4. dのみ 5. a〜dのすべて 問題 33. 図は各種写真乳剤の分光感度である。誤っている組合せはどれか。 ”図” a. 一般白黒写真 −−−−−− 3 b. 赤外線写真 −−−−−−− 4 c. エックス線写真 −−−−− 1 d. エックス線写真 −−−−− 4 e. オートラジオグラム −−− 2 1. a,b 2. a,e 3. b,c 4. c,d 5. d,e 問題 34. 写真乳剤の保存上有害なガスはどれか。 a. H2O2 b. NH2 c. N2 d. O2 e. O3 1. a,b,c 2. a,b,e 3. a,d,e 4. b,c,d 5. c,d,e 問題 35. 誤っている組み合わせはどれか。 1. 炭酸ナトリウム----------促進剤 2. 臭化カリウム------------抑制剤 3. 赤血塩------------------増感剤 4. 亜硫酸ナトリウム--------酸化防止剤 5. カリみょうばん----------硬膜剤 問題 36. 現像液と定着液のいずれにも用いられるのはどれか。 1. チオ硫酸ナトリウム 2. 硫酸ナトリウム 3. 亜硫酸ナトリウム 4. 炭酸ナトリウム 5. 水酸化ナトリウム 問題 37. 現像液組成で使用中に増加するのはどれか。 1. ブロムイオン 2. メトール 3. ハイドロキノン 4. 亜硫酸ナトリウム 5. 炭酸ナトリウム 問題 38. エックス線写真の粒状性に関して正しいのはどれか。 a. 感度の高い感光系ではエックス線量子モトルのため粒状性が悪い。 b. 一般的に階調に高いフィルムは粒状性が悪い。 c. 一般的に鮮鋭度の高いフィルムは粒状性が悪い。 d. 濃度の比較的低い範囲(0.3〜0.6程度)では粒状性は目立ちやすい。 1. a,c,dのみ 2. a,bのみ 3. b,cのみ 4. dのみ 5. a〜dのすべて 問題 39. エックス線フィルムの粒状性に関する因子はどれか。 a. 現像液組成 b. ハロゲン化銀結晶の大きさ c. 現像時間 d. 現像温度 1. a,c,dのみ 2. a,bのみ 3. b,cのみ 4. dのみ 5. a〜dのすべて 問題 40. 通常のエックス線写真で画質を損なう原因として関係の少ないのはどれか。 1. 潜像退行 2. クロスオーバー 3. イラジエーション 4. 粒状性 5. かぶり
38回(S.62.3,1987),最初に戻る
6) 問題 31. 写真乳剤に用いられるゼラチンについて正しいのはどれか a. ハロゲン化銀粒子を均一に分散している支持体である。 b. 潜像の退行を抑制する。 c. 増感物質を含み乳剤の感度を高める。 d. 抑制剤としてかぶりを防止する。 1. a,c,dのみ 2. a,bのみ 3. b,cのみ 4. dのみ 5. a〜dのすべて 問題 32. フィルムの特性曲線から読みとれないのはどれか。 a. ガンマ値 b. ラチュチュード c. 解像力 d. 粒状性 e. かぶり 1. a,b 2. a,e 3. b,c 4. c,d 5. d,e 問題 33. 誤っている組合せはどれか。 1. 塩化第一スズ −−− 化学増感 2. 亜硫酸塩 −−−−− 酸化剤 3. 第二鉄塩 −−−−− 青写真 4. 酸化亜鉛 −−−−− エレクトロファックス 5. 硫化水素 −−−−− 偽写真効果 問題 34. エックス線写真用現像液に用いられないのはどれか。 1. チオ硫酸ナトリウム 2. 水酸化ナトリウム 3. 炭酸ナトリウム 4. 亜硫酸ナトリウム 5. 硫酸ナトリウム 問題 35. 定着液疲労試験に用いられる薬品はどれか。 1.炭酸カリウム 2.シアン化カリウム 3.ヨウ化カリウム 4.重クロム酸カリウム 5.臭化カリウム 問題 36. 反転現象に関係のあるのはどれか。 a. ビラール効果 b. サバチェ効果 c. 間欠効果 d. 相反則不軌 e. サラリゼーション 1. a,b,c 2. a,b,e 3. a,d,e 4. b,c,d 5. c,d,e 問題 37. 400〜640nmに感色性を持つフィルムはどれか。 1. レギュラーフィルム 2. オルソフィルム 3. パンクロフィルム 4. スーパーパンクロフィルム 5. 赤外線フィルム 問題 38. 補力の方法について正しいのはどれか。 a. クロム補力法 b. 過マンガン酸カリウム補力法 c. 水銀補力法 d. 銀補力法 1. a,c,dのみ 2. a,bのみ 3. b,cのみ 4. dのみ 5. a〜dのすべて 問題 39. 現像液の組成について誤っている組合せはどれか。 1. 現像主薬 −−− 有機還元剤 2. 保恒剤 −−−− ホウ砂 3. 促進剤 −−−− アルカリ剤 4. 抑制剤 −−−− 臭化カリウム 5. 溶媒 −−−−− 水 問題 40. 一浴現像定着処理について正しいのはどれか。 a. MQ現像液またはPQ現像液にチオ硫酸ナトリウムを加えた組成である。 b. 感光材料は現像を受けると同時にハロゲン化銀が可溶化される。 c. 物理現像機構の働きを受ける。 d. 処理温度の変化は現像結果に大きな影響を与える。 1. a,c,dのみ 2. a,bのみ 3. b,cのみ 4. dのみ 5. a〜dのすべて
39回(S.62.9,1987),最初に戻る
問題 31. 低露光部の境界近くで濃度低下を起こす隣接効果はどれか。 1.エバーハード効果 2.エッジ効果 3.ボーダー効果 4.フリンジ効果 5.コスチンスキー効果 問題 32. 誤っているのはどれか。 l.クロン効果 −−−−−− 現像時間による相反則不軌 2.ソラリゼーション −−− フィルム複製に利用 3.潜像退行 −−−−−−− 露光後の経時濃度低下 4.圧力効果 −−−−−−− 露光後の圧力、摩擦による減感 5.スタチック −−−−−− 帯電による像形成 問題 33. ハレーションについて、誤っているのはどれか。 1.フイルムの感光膜に強い光が入射するときに起きる。 2.光が乳剤中の結晶粒子に界面で反射し、周囲の粒子に拡散する。 3.明暗対比の大きい被写体に起こりやすい。 4.防止法として、乳剤の二重塗布法、ベース着色法などがある。 5.鮮鋭度低下の一因子である。 問題 34. メトールについて誤っているのはどれか。 1.急性現像主薬である。 2.臭化カリケムの影響を受ける。 3.低露光部を良く現像する。 4.低温でも能力低下が少ない。 5.亜硫酸ナトリウム溶液には溶解度が低い。 問題 35. 高温迅速現像において誤っているのはどれか。 1.補充液には抑制剤が必要である。 2.現像液の疲労は、感度を低下させ画像を軟調にする。 3.現像液の温度は、感度、最高濃度、ガンマ、かぷり、粒状度に影響する。 4.硬膜剤は現像液にも含まれる。 5.定着液の疲労は、残留銀、乾燥不良の原因になる。 問題 36. 希土類増感紙に用いられる蛍光体はどれか。 a.CaWO4 b.ZnS:Ag c.CsI:Na d. Gd2O2S:Tb e. Y2O2S:Tb 1. a,b 2. a,e 3. b,c 4. c,d 5. d,e 問題 37. エックス線写真のかぶりの原因となるのはどれか。 a.暗室安全灯 b.散乱線 c.フイルムの有効期限 d. 現像時の空気酸化 1. a,c,dのみ 2. a,bのみ 3. b,cのみ 4. dのみ 5. a〜dのすべて 問題 38. エックス線フイルムのセンシトメトリーについて誤っているのはどれか。 1.現像処理剤の性能が測定できる。 2.現像条件の管理ができる。 3.距離法によるエックス線露光では、管電圧の変化でコントラストが変わる。 4.増感紙とフィルムの写真特性を知ることができる。 5. 可視光露光法はフィルムの分光感度に一致したフィルタを用いる。 問題 39. 相反則不軌に影響を与える因子はどれか。 a.ハロゲン化銀乳剤の組成 b.露光光時の湿度 c.露光の波長 d.ハロゲン化銀粒子の大きさ 1. a,c,dのみ 2. a,bのみ 3. b,cのみ 4. dのみ 5. a〜dのすべて 問題 40. マルチフォーマット用CRT記録フィルムについて正しいのはどれか。 a.CRTの蛍光体によってフィルムの感度は異なる。 b.感光乳剤は支持体の片面に塗布してある。 c.CRTの画像調整によってフィルムと特性を補正できる。 d.エックス線撮影にも使用できる。 1. a,c,dのみ 2. a,bのみ 3. b,cのみ 4. dのみ 5. a〜dのすべて
40回(S.63.3,1988),最初に戻る
問題 31. フイルム特性曲線と階調度曲線について誤っているのはどれか。 1. 特性曲線の横軸は露光量の相対値を対数で目盛る。 2. 階調度曲線は特性曲線を微分したものである。 3. 特性曲線の直線部の傾斜角度をガンマという。 4. ラチュードは特性曲線の直線部に対応した露光域をいう。 5. 特性曲線の直線部分は、階調度曲線の横軸に平行な部分と対応する。 問題 32. 現像処理においてフィルムの感度、コントラストに影響を与える因子はどれか。 a. 現像時間 b. 現像液の組成 c. 現像温度 d. 現像液のpH 1. a,c,dのみ 2. a,bのみ 3. b,cのみ 4. dのみ 5. a〜dのすべて 問題 33. 増感紙の総合感度に関連するのはどれか。 a. 蛍光体のエックス線吸収効率 b. エックス線からの光変換効率 c. 蛍光透過率 d. 発光スペクトルとフィルム感色性との適合性 1. a,c,dのみ 2. a,bのみ 3. b,cのみ 4. dのみ 5. a〜dのすべて 問題 34. 自動現像処理で乾燥不足の原因として関係のないのはどれか。 1. 写真処理室の湿度が高い。 2. ローラー(ラック)が圧着不良である。 3. 定着補充量が過剰である。 4. サイズの大きいフィルムの連続処理による。 5. 乾燥湿度が低すぎる。 問題 35. 自動現像処理について誤っているのはどれか。 1. 90秒処理の自動現像機では、現像処理時間は40秒程度となる。 2. ローラーの回転ムラはフィルムの進行方向に一致した傷を発生させる。 3. スタータは現像液のpHを下げるために有機酸と抑制剤の臭化カリウムを含む。 4. チオ硫酸アンモニウムが迅速定着剤として使われる。 5. 乾燥温度50〜60゜Cでは、乾燥は20秒程度で終わる。
41回(H.1.3,1989),最初に戻る
42回(H.2.3,1990),最初に戻る
問題 31. 正しいのはどれか。 a.AgFは水にこ溶ける。 b.ハロゲン化銀の感度はAgCl>AgBr>AgIの順である。 c. 高感度乳剤にこはAgBrに5%程度のAgClを混入する。 d.希土類増感紙にはレギュラー系のフイルムを使用する。 e.デュープフイルムは,光量を増すほど写真濃度が低下する。 1. a,b 2. a,e 3. b,c 4. c,d 5. d,e 問題 32. 図のような特性をもつフイルムで点Aの露光量を4倍にすると、写真濃度が最も近くなる値はどれか。 1. 0.5 2. 1.0 3. 2.0 4. 2.5 5. 3.0 問題 33. イメージングプレート(CR用)について誤っているのはどれか。 a. ダイナミックレンジが広い。 b. 蛍光体としてBaFX:Eu2+(X=Br,I)が使用される。 c. フィルムと同じ特性曲線をもつ。 d. クロスオーバー効果がある。 e. 光によるフェーディングがある。 1. a,b 2. a,e 3. b,c 4. c,d 5. d,e 問題 34. 正しい組み合わせはどれか。 a. メトール----------------急性現像剤 b. ハイドロキノン----------緩性現像剤 c. 無水亜硫酸ナトリウム----現像促進剤 d. 炭酸ナトリウム----------酸化防止剤 e. 臭化カリウム------------現像抑制剤 1. a,b,c 2. a,b,e 3. a,d,e 4. b,c,d 5. c,d,e 問題 35. エックス線フィルム用自動現像機について正しいのはどれか。 a. 現像用補充液は一般に臭化カリウムを含まない。 b. スタータには抑制剤が含まれない。 c. 現像液のpHは8.0程度である。 d. 定着用補充量が不足すると硬膜性が劣化する。 e. 補充量決定因子の一つに写真濃度がある。 1. a,b,c 2. a,b,e 3. a,d,e 4. b,c,d 5. c,d,e
43回(H.3.3,1991),最初に戻る
問題 31. 自動現像法について誤っているのはどれか。 a. 液の補充量は処理枚数のみによって決定する。 b. スタータの量を多くすると写真濃度は上昇する。 c. クロスオーバーラックは薬剤が乾固しやすい。 d. スクイズラックはフィルムの水分を除去して乾燥を速める。 1. a,c,dのみ 2. a,bのみ 3. b,cのみ 4. dのみ 5. a〜dのすべて 問題 32. 定着液について正しいのはどれか。 a. チオ硫酸アンモニウムは定着主薬である。 b. カリみょうばんは硬膜作用がある。 c. pHは7より大きい。 d. 酸性剤として亜硫酸ナトリウムを使用する。 e. 疲労試験にはヨウ化カリウムを使用する。 1. a,b,c 2. a,b,e 3. a,d,e 4. b,c,d 5. c,d,e 問題 33. 血管撮影用連続フィルムチェンジャで使用するフィルムについて誤っている のはどれか。 a. コントラストは低い。 b. フィルム表面を粗面化する。 c. 帯電性をよくする。 d. ベース厚みを増す。 1. a,c,dのみ 2. a,bのみ 3. b,cのみ 4. dのみ 5. a〜dのすべて 問題 34. センシトメトリについて正しいのはどれか。 a. 相反則不軌の影響を避けるため距離法を使用する。 b. 比感度は総合かぶり+1の濃度を生じる露光比から求める。 c. 拡散光濃度は平行光濃度より低値を示す。 d. 特性曲線が右に位置するフィルムほど感度は高い。 e. エックス線フィルムのGは4〜5である。 問題 35. エックス線写真のかぶりの原因とならないのはどれか。 1. 暗室安全灯 2. 散乱線 3. フィルムの有効期限 4. 現像時の空気酸化 5. 低温現像
44回(H.4.3,1992),最初に戻る
問題 31. 潜像退行に関係のない因子はどれか。 1. 湿 度 2. 温 度 3. 隣接効果 4. 感光材料の種類 5. 放置時間 問題 32. 正しいのはどれか。 a. エックス線写真の支持体には硝酸セルロースが使用されている。 b. カラー写真では未現像のハロゲン化銀を定着処理で除去する。 c. ジアゾフィルムの現像にはアンモニアが使用される。 d. アスペクト比の大きいハロゲン化銀粒子は感度が高い。 e. 光の三原色は黄、緑、赤である。 1. a,b,c 2. a,b,e 3. a,d,e 4. b,c,d 5. c,d,e 問題 33. クロスオーバーについて正しいのはどれか。 a. 鮮鋭度を向上させる効果がある。 b. 入射光がハロゲン化銀粒子によって散乱する現象である。 c. 片面乳剤フィルムで発生しやすい。 d. フィルム乳剤に色素をいれると減少できる。 e. 増感紙に色素をいれると減少できる。 1. a,b 2. a,e 3. b,c 4. c,d 5. d,e 問題 34. 水洗完了試験に関係のないものはどれか。 1. メチレンブルー試験 2. ヨウ化カリウム試験 3. 硝酸銀法 4. 過マンガン酸カリウム法 5. ヨウ素・でんぷん法 問題 35. 透過光が入射光の50%になる写真濃度はどれか。 1. 0.2 2. 0.3 3. 0.5 4. 2 5. 3
45回(H.5.3,1993),最初に戻る
問題 31. 医療用エックス線写真の現像液と定着液との組み合わせで適しているのはどれか。 現像液pH 定着液pH 1. 1.0〜 2.5---------------8.0〜 9.0 2. 4.0〜 4.5---------------9.5〜10.5 3. 6.5〜 7.5---------------2.0〜 3.5 4. 8.0〜 9.0---------------1.0〜 2.5 5. 9.5〜10.5---------------4.0〜 5.0 問題 32. 正しいのはどれか。 a. 平行光濃度は拡散光濃度よりも濃度が低い。 b. エックス線写真の濃度測定に通常使用される濃度計は拡散光濃度計である。 c. ミクロフォトメータでの濃度測定は平行光によりなされる。 d. 写真濃度とはベースの着色濃度と黒化銀濃度との合計である。 e. エックス線フィルムの最高濃度は約5.0である。 1. a,b,c 2. a,b,e 3. a,d,e 4. b,c,d 5. c,d,e 問題 33. 現像促進剤に使用されるのはどれか。 a. Na2CO3 b. Na2S2O3 c. Na2SO3 d. NaBO2 e. NaOH 1. a,b,c 2. a,b,e 3. a,d,e 4. b,c,d 5. c,d,e 問題 34. 写真用のゼラチンについて誤っているのはどれか。 1. 動物の骨皮を原料とする。 2. ハロゲン化銀を均一に懸濁する。 3. 透明である。 4. ゲル化して調剤する。 5. 弾力性がある。 問題 35. 通常のエックス線撮影で画質を損なう原因として関係の少ないのはどれか。 1. 粒状性 2. 相反則不軌 3. イラジエーション 4. クロスオーバー 5. かぶり
46回(H.6.3,1994),最初に戻る
問題 31. 写真乳剤に使用されるのはどれか。 a. 臭化銀 b. 塩化銀 c. ヨウ化銀 d. リン化銀 e. 硫化銀 1. a,b,c 2. a,b,e 3. a,d,e 4. b,c,d 5. c,d,e 問題 32. 誤っているのはどれか。 1. フェニドンは急性の現像主薬である。 2. 現像液中のブロムイオンはフィルムを現像すると増加する。 3. 亜硫酸ナトリウムは現像液、定着液のいずれにも使用される。 4. チオ硫酸ナトリウムはアルカリ性に傾くと分解する。 5. カリみょうばんは硬膜剤である。 問題 33. 正しいのはどれか。 a. 直接撮影用エックス線フィルムの銀粒子は一般黒白フィルムより小さい。 b. 直接撮影用エックス線フィルムのガンマ値は一般黒白フィルムより小さい。 c. 片面乳剤フィルムはクロスオーバー光の影響を受けやすい。 d. 間接撮影用フィルムには片面乳剤を用いる。 e. オルソフィルムには増感色素が加えられる。 1. a,b 2. a,e 3. b,c 4. c,d 5. d,e 問題 34. オルソ系増感紙について正しいのはどれか。 a. 比感度は実用管電圧領域では一定である。 b. エックス線吸収効率はタングステン酸カルシウム系に比べて高い。 c. Gd2O2S:Tbの蛍光体を使う。 d. 蛍光体粒子の系は約100μmである。 e. 発光スペクトルは600〜700nmである。 1. a,b 2. a,e 3. b,c 4. c,d 5. d,e 問題 35. 入射光の90%が吸収されるフィルムと50%が吸収されるフィルムとを重ねたときの写真濃度はどれか。 1. 0.14 2. 0.95 3. 1.30 4. 1.50 5. 2.30
47回(H.7.3,1995),最初に戻る
問題 31. センシトメトリーについて誤っているのはどれか。 1. 感光材料の特性曲線が得られる。 2. フィルムの写真的特性の測定に使われる。 3. 増感紙の感度測定に使われる。 4. エックス線フィルムセンシトメトリーは規格化されている。 5. 露光量は常用対数で表される。 問題 32. 誤っているのはどれか。 1. 直接撮影用エックス線フィルムの平均階調度は4〜5である。 2. フィルムの特性曲線横軸は対数で表した露光量の対数値である。 3. 高感度フィルムの特性曲線は図面の左方に位置する。 4. フィルムの特性曲線直線部を横軸に投影した区域をラチチュードという。 5. フィルムの特性曲線は階調度曲線を積分すると作図できる。 問題 33. エックス線フィルムの写真濃度が0.3となのはどれか。 1.「透過光」が「入射光」の3%になる場合 2.「透過光」が「入射光」の5%になる場合 3.「透過光」が「入射光」の30%になる場合 4.「透過光」が「入射光」の50%になる場合 5.「透過光」が「入射光と透過光の和」に対する比が0.3になる場合 問題 34. 現像処理に伴う環境への影響で最も注意を要するのはどれか。 1. 大気汚染 2. 水質汚濁 3. 悪臭 4. 土壌汚染 5. 金属汚染 問題 35. 水洗完了試験に用いるのはどれか。 1. 過マンガン酸カリウム法 2. クロム法 3. 重クロム酸カリウム法 4. 水銀法 5. ファーマー法
48回(H.8.3,1996),最初に戻る
問題 31. CRシステムに用いるイメージングプレートはBaFX:Euである。 Xに採用できる元素はどれか。 a. Cl b. I c. Br d. Ne e. He 1. a,b,c 2. a,b,e 3. a,d,e 4. b,c,d 5. c,d,e 問題 32. ハイドロキノンの写真的性質で誤っているのはどれか。 1. 緩性現像主薬である。 2. 低露光部に対する現像作用が強い。 3. フェニドンとの併用で超加成性となる。 4. 臭化カリウムの影響を受けやすい。 5. 現像液温の変化を受けやすい。 問題 33. エックス線フィルム自動現像機用現像液として特別に処方されるのはどれか。 1. メタホウ酸ナトリウム 2. 水酸化ナトリウム 3. ヒドロキノン 4. 6-ニトロベンズイミダゾール硝酸塩 5. グルタルアルデヒド亜硫酸水素塩 問題 34. 酸性硬膜定着液で保恒剤に使用されるのはどれは。 1. NaBO_2 2. Na_2CO_3 3. NaOH 4. Na_2SO_3 5. Na_2S_2O_3 問題 35. 特性曲線の作成で比露光を与える方法として強度スケール法に属さな いのはどれか。 1. 距離移動法 2. 金属ステップウエッジ法 3. 鉛板セクタ移動法 4. 光センシトメータ法 5. ブーツストラップ法
49回(H.9.3,1997),最初に戻る
問題 31. 現像液の疲労に伴う変化で誤っているのはどれか。 1. 現像主薬が消耗する。 2. 亜硫酸塩が消耗する。 3. pHが上がる。 4. ハロゲンイオンが蓄積する。 5. 茶褐色に変色する。 問題 32. 写真乳剤のハロゲン化銀組成がAgBrとAgIからなるのはどれか。 a. エックス線フイルム(直接撮影用) b. 高感度フイルム c. クロロブロマイド印画紙 d. 製版用フイルム e. ブロマイド印画紙 1. a,b 2. a,e 3. b,c 4. c,d 5. d,e 問題 33. フイルムの分光感度が不連続スペクトルになるのはどれか。 1. レギュラー 2. オルソクロマチック 3. オルソパンクロマチック 4. スーパーパンクロマチック 5. インフラレッド 問題 34. 定着液を構成しないのはどれか。 1. 保恒剤 2. 硬膜剤 3. 緩衝剤 4. 酸性剤 5. 抑制剤 問題 35. 露光に関する現象でないのはどれか。 1. サバチエ(Sabatier)効果 2. クライデン(Clayden)効果 3. ラッセル(Russel)効果 4. ソラリゼーション 5. 間欠効果
50回(H.10.3,1998),最初に戻る
問題 31 写真濃度について誤っているのはどれか。 1. 写真濃度とは支持体の着色濃度と黒化銀濃度との和である。 2. エックス線写真の濃度計測には拡散光濃度計が用いられる。 3. 濃度値0.3では透過光が入射光の50%になる。 4. 平行光濃度は拡散光濃度より濃度値が低い。 5. マイクロデンシトメータでの濃度計測は平行光によってなされる。 問題 32 現像処理液の環境保全について誤っているのはどれか。 1. 処理液には少量のシアン化カリウムが含まれている。 2. 多量のエックス線フイルムを現像する場合は排水基準を厳守する。 3. 水質汚濁の内容には色・臭気・酸素量などがある。 4. 廃液処理では水質汚濁が重要な問題である。 5. 定着廃液には多量の銀が含まれているので再生活用できる。 問題 33 画像が反転しないのはどれか。 1. アルバート効果 2. ビラール効果 3. クライデン効果 4. サバチェ効果 5. ベクレル効果 問題 34 露光に関する写真現象はどれか。 a. 相反則不軌 b. 圧力効果 c. スタチック効果 d. 偽写真効果 e. 間欠効果 1. a,b 2. a,e 3. b,c 4. c,d 5. d,e 問題 35 オルソ系増感紙について正しいのはどれか。 a. 比感度は実用管電圧領域では一定である。 b. エックス線吸収効率はタングステン酸カルシウム系より高い。 c. Gd2O2S:Tb の蛍光体を使う。 d. 蛍光体粒子の径は100μmである。 e. 発光スペクトルは600〜700nmである。 1. a,b 2. a,e 3. b,c 4. c,d 5. d,e