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診療放射線技師国家試験科目別問題

放射線生物学

22回(1979.3)23回(1979.9)24回(1980.3)25回(1980.9)26回(1981.3)27回(1981.9)28回(1982.3)29回(1982.9)30回(1983.3)31回(1983.9)32回(1984.3)33回(1984.9)34回(1985.3)35回(1985.9)36回(1986.3),37回(1986.9),38回(1987.3),39回(1987.9),40回(1988.3),41回(1989.3),42回(1990.3),43回(1991.3),44回(1992.3),45回(1993.3),46回(1994.3),47回(1995.3),48回(1996.3),49回(1997.3),50回(1998.3)


 これは、完全版ではありません。誤り等ありましたら鈴木昇一まで連絡願います。可能な限り訂正します。また、これは藤田保健衛生大学としてではなく、あくまでも鈴木の責任で行っています。



34回(S.60.3,1985),最初に戻る


35回(S.60.9,1985),最初に戻る

36回(S.61.3,1986),最初に戻る

37回(S.61.9,1986),最初に戻る
問題 81. 放射線障害を起こす線量のしきい値が最も大きいのはどれか。 1.骨折 2.再生不良性貧血 3.肝不全 4.腎不全 5.肺線維症 問題 82. 全身被曝後最も早く出現するのはどれか。 l.白内障 2.脱毛 3.口内炎 4.腎不全 5.抹消血リンパ球数減少 問題 83. 放射線感受性が最も高いのはどれか。 1.腸管上皮細胞 2.神経細胞 3.精原細胞 4.骨細胞 5.皮膚基底細胞 問題 84. エックス線を照射された細胞について正しいのはどれか。 a. 線量率が上がると生存率は低下する。 b. 分割照射すると生存率は低下する。 c. G1期は分裂期よりも生存率が高い。 d. 酸素分圧が下がると生存率は上昇する。 1. a,c,dのみ  2. a,bのみ  3. b,cのみ  4. dのみ  5. a〜dのすべて 問題 85. 放射線誘発白血病について正しいのはどれか。 a. 成人より胎児の誘発率が大きい。 b. 赤色骨髄線量の多少が誘発率に関係する。 c. 他の原因によるものよりも予後が良い。 d. しきい値は5レム/年である。 1. a,c,dのみ  2. a,bのみ  3. b,cのみ  4. dのみ  5. a〜dのすべて 問題 86. 線量当量限度(許容線量)について正しいのはどれか。 a. 白血病誘発を指標にして設定してある。 b. 放射線作業従事者よりも公衆の値は大きい。 c. 自然放射線量の約2倍である。 d. 医療被曝線量は除外して計算する。 1. a,c,dのみ  2. a,bのみ  3. b,cのみ  4. dのみ  5. a〜dのすべて 問題 87. 放射線障害について正しいのはどれか。 a. 急性障害の種類は線量の大きさに依存する。 b. 障害は被曝後20年経過すれば発生する可能性はない。 c. 症状は非特異的である。 d. 非確率的な障害にはしきい値がある。 1. a,c,dのみ  2. a,bのみ  3. b,cのみ  4. dのみ  5. a〜dのすべて 問題 88. 突然変異の倍加線量(レム)は人ではどの範囲と考えられるか。 1. 0.001〜0.01 2. 0.01〜0.1 3. 0.1〜1 4. 1〜10 5. 10〜100 問題 89. 放射線障害について正しいのはどれか。 a. 着床前期に照射された胚は死ぬか生き残って正常に育つかどちらかてある。 b. 器官形成期に照射されると奇形を生じやすい。 c. 奇形の発生にはしきい線量がある。 d. 胎児期の被曝では小頭症や骨格の発育不全が起こることがある。 1. a,c,dのみ  2. a,bのみ  3. b,cのみ  4. dのみ  5. a〜dのすべて 問題 90. 放射線発癌について誤っているのはどれか。 a.確率的影響の一つである。 b. 線量にしきい値がある。 c.放射線潰瘍からは癌にならない。 d. 潜伏期間がある。 1. a,c,dのみ  2. a,bのみ  3. b,cのみ  4. dのみ  5. a〜dのすべて
38回(S.62.3,1987),最初に戻る
問題 81. 正しいのはどれか。 a.分化した細胞は未分化なものより放射線感受性が高い。 b.DNA合成期の細胞は分裂期のものより放射線感受性が高い。 c.同一臓器を構成する細胞は種類が異なっても放射線感受性は同じである。 d.細胞における放射線感受性の差は放射線障害に反映される。   1. a,c,dのみ  2. a,bのみ  3. b,cのみ  4. dのみ  5. a〜dのすべて 問題 82. 放射線感受性の最も高いのはどれか。 l. 乳腺 2. 大血管 3. 骨髄 4. 膀胱 5. 脊椎 問題 83. 放射線感受性の最も低いのはどれか. l. 毛細血管 2. リンパ節 3. 水晶体 4. 筋肉 5. 腸上皮 問題 84. 放射線による臓器の障害でしきい値が最も低いのはどれか。 l. 胃潰瘍 2. 白内障 3. 心嚢炎 4. 肺線維症 5. 腎硬化 問題 85. 高LET放射線について正しいのはどれか。 a. 低LET放射線に比べて放射線損傷からの回復が少ない。 b. LETの大きさとRBEとは無関係である。 c. 252Cfは高LET放射線の線源として用いられる。 d. 低LET放射線に比べて酸素増感比が小さい。   1. a,c,dのみ  2. a,bのみ  3. b,cのみ  4. dのみ  5. a〜dのすべて 問題 86. 分割照射をしたとき組織に観察される現象はどれか。 a. 亜致死障害(SLD)の回復 b. 細胞数増加 c. 生物学的効果比(RBE)の上昇 d. 酸素増感比(OER)の変化   1. a,c,dのみ  2. a,bのみ  3. b,cのみ  4. dのみ  5. a〜dのすべて 問題 87. 細胞死に関する線量効果関係について正しいのはどれか。 a.D0は直線部分の傾斜の度合いを表す。 b.nは直線部分を外挿したときのY軸との交点である。 c.Dqは肩の幅の大きさに相関する。 d.線量効果関係は通常、片対数グラフ上に表す。   1. a,c,dのみ  2. a,bのみ  3. b,cのみ  4. dのみ  5. a〜dのすべて 問題 88. エックス線の細胞致死作用を修飾する因子はどれか。 a. 線量率 b. 細胞周期 c. 酸素分圧 d. 温度   1. a,c,dのみ  2. a,bのみ  3. b,cのみ  4. dのみ  5. a〜dのすべて 問題 89. 晩発障害はどれか。 a. 骨折 b.下痢 c. 発癌 d. 再生不良性貧血   1. a,c,dのみ  2. a,bのみ  3. b,cのみ  4. dのみ  5. a〜dのすべて 問題 90. 全身被曝のLD50(30)について正しいのはどれか。 a.30歳までに許容される職業上の被曝線量である。 b.30日以内に50%の人が死亡する線量である。 c.造血臓器障害に起因する。 d.人の場合50Gyである。   1. a,c,dのみ  2. a,bのみ  3. b,cのみ  4. dのみ  5. a〜dのすべて
39回(S.62.9,1987),最初に戻る
問題 81. 生物学的効果と直接関係のないのはどれか。 1. OER 2. LD87 3. SSD 4. RBE 5. SLD 問題 82. 細胞生残率曲線に関係のあるものはどれか。 a. Dq b. Γ値 c. D0 d. n 1. a,c,dのみ  2. a,bのみ  3. b,cのみ  4. dのみ  5. a〜dのすべて 問題 83. 細胞の放射線感受性に影響を与える因子はどれか。 a. 細胞周期 b. 回復能 c. 温度 d. 酸素圧 1. a,c,dのみ  2. a,bのみ  3. b,cのみ  4. dのみ  5. a〜dのすべて 問題 84. 放射線感受性について誤っているのはどれか。 a. 筋細胞は赤血球より感受性が高い。 b. 脳神経細胞は卵原細胞より感受性が高い。 c. 精子細胞は腸クリプト細胞より感受性が高い。 d. 小腸粘膜細胞は肝細胞より感受性が高い。 e. 腎細胞は造血組織より感受性が高い。   1. a,b,c  2. a,b,e  3. a,d,e  4. b,c,d  5. c,d,e 問題 85. 分割照射に関係のあるのはどれか。 a. 亜致死障害からの回復 b. EllisのNSD c. 倍加線量 d. マンチェスター法 1. a,c,dのみ  2. a,bのみ  3. b,cのみ  4. dのみ  5. a〜dのすべて 問題 86. 造血臓器の急性放射線障害について正しいのはどれか。 a. リンパ球は早くから減少することはい。 b. 好中球は初期に増加し、後に減少する。 c. 白血球の減少により細菌感染が起こりやすくなる。 d. 血小板の減少により出血しやすくなる。 e. 赤血球は白血球に比べて減少が遅いが、回復は早い。 1. a,b  2. a,e  3. b,c  4. c,d  5. d,e 問題 87. 白内障発生のRBEが投も大きい放射線はどれか。 1. エックス線 2. β線 3. γ線 4. 電子線 5. 中性子線 問題 88. 関連のある組合せはどれか。 a. 器官形成期胎児被曝 −−−− 奇形 b. 慢性放射線障害 −−−−−− 中枢神経死 c. 非確率的影響 −−−−−−− 不妊 d. 遺伝的影響 −−−−−−−− DNA損傷 1. a,c,dのみ  2. a,bのみ  3. b,cのみ  4. dのみ  5. a〜dのすべて 問題 89. 放射線による確率的影響はどれか。 l. 皮膚潰瘍 2. 唾液腺炎 3. 脊髄炎 4. 発癌 5. 肺炎 問題 90. 核種とその内部被曝について正しいのはどれか。 a. 131I −−−−− 甲状腺癌 b. 90Sr −−−−− 白血病 c. 232Th −−−−− 肝癌 d. 226Ra −−−−− 骨肉腫 1. a,c,dのみ  2. a,bのみ  3. b,cのみ  4. dのみ  5. a〜dのすべて
40回(S.63.3,1988),最初に戻る
問題 1. 高LET放射線の生物学的影響について正しいのはどれか。 1. 細胞の放射線損傷からの回復が小さい。 2. 線量生存曲線のDq値は低LET放射線に比べて大きい。 3. OERは低LET放射線に比べて大きい。 4. RBEはLETの増加とともに直線的に増加する。 5. 速中性子線治療の特色はBragg peakによる線量分布が優れている。 問題 2. 放射線による細胞障害で謝っているのはどれか。 1. 致死障害は回復されない障害である。 2. 亜致死障害は時間とともに回復する。 3. 潜在的致死障害の修復は1回照射後の認められる。 4. 細胞感受性の低いM期やG2期の細胞は多く生き残る。 5. 照射後の時間経過で腫瘍中に酸素飽和細胞が再び出現する。 問題 3. 放射線感受性の最も高いのはどれか。 1. 神経細胞 2. 平滑筋細胞 3. 軟骨細胞 4. 脂肪細胞 5. 小腸腺窩細胞 問題 4. 放射線治療中にみられる末梢血液の変化はどれか。 a. 血小板減少 b. 好中球増多 c. 好酸球減少 d. 短核球増多 e. リンパ球減少   1. a,b  2. a,e  3. b,c  4. c,d  5. d,e 問題 5. 放射線生物学的基礎知識を癌治療に用いる場合、誤っているものはどれか。 1. 高圧酸素チェンバーは腫瘍内に低酸素細胞の酸素化に有効である。 2. 再増殖が大きくならないよう、多分割照射が用いられる。 3. D0およびnは線量率が低いと大きくなる。 4. 低酸素でかつpHの低い細胞やS期の細胞には温熱併用が有効である。 5. 放射線抵抗癌の治療には放射線増感剤が用いられる。 問題 6. 照射による奇形の発生について正しいのはどれか。 a. 着床前期の照射は奇形の発生要因とはならない。 b. 奇形の発生には、しきい値はない。  c. 器官形成期に照射されると奇形が生じやすい。 d. 胎生期に照射されると小頭症が生じることがある。   1. a,c,dのみ  2. a,bのみ  3. b,cのみ  4. dのみ  5. a〜dのすべて 問題 7. 放射線障害を起こす線量のしきい値が最も小さいのはどれか。 1. 脳萎縮 2. 白内障 3. 放射線脊髄症 4. 肺繊維症 5. 下顎骨壊死 問題 8. 放射線による遺伝的影響について正しいのはどれか。 a. 遺伝的影響の発生は人間では確認されていない。 b. 遺伝的影響は確率的影響である。 c. 発生した突然変異は大部分優性である。 d. 低LET放射線の遺伝的影響に対する倍加線量は100Svである。   1. a,c,dのみ  2. a,bのみ  3. b,cのみ  4. dのみ  5. a〜dのすべて 問題 9. 放射線による発癌のリスクが最も高い臓器はどれか。 1. 甲状腺 2. 肺 3. 造血臓器 4. 胃 5. 骨 問題 10. 放射線の影響について正しいのはどれか。 a. 確率的影響の発生にはしきい値がある。 b. 皮膚の紅斑は非確率的影響である。 c. 非確率的影響の発生には、しきい値がある。 d. 白血病は非確率的影響である。 e. 不妊は確率的影響である。   1. a,b  2. a,e  3. b,c  4. c,d  5. d,e
41回(H.1.3,1989),最初に戻る

42回(H.2.3,1990),最初に戻る
問題 1. 誤っているものはどれか。 a. 酸素は腫瘍細胞の放射線感受性を高める。 b. 正常組織由来細胞の放射線感受性は酸素の影響を受ける。 c. エックス線のOERは2〜3である。 d. α線のOERは2である。 1. a,c,dのみ  2. a,bのみ  3. b,cのみ  4. dのみ  5. a〜dのすべて 問題 2. 哺乳動物細胞での線量生存率曲線について誤っているのはどれか。 1. D0は1〜2Gyである。 2. Dqは細胞の照射後の回復能力を示す。 3. 細胞の増殖能はコロニー法などで調べる。 4. nは20以上である。 5. 放射線感受性が変わればD0が変わる。 問題 3. 陽子線の性質で正しいのはどれか。 a. OERは低LET放射線に比べ大きい。 b. エネルギーが高いと深部にも到達する。 c. ブラッグピークのRBEは1に近い。 d. 細胞の放射線損傷からの回復は低LET放射線に比べて大きい。 1. a,c,dのみ  2. a,bのみ  3. b,cのみ  4. dのみ  5. a〜dのすべて 問題 4. 放射線治療期間中に見られる障害はどれか。 a. リンパ球減少 b. 白内障 c. 放射線腎炎 d. 放射線口内炎 e. 脱毛 1. a,b,c  2. a,b,e  3. a,d,e  4. b,c,d  5. c,d,e 問題 5. 放射線感受性が最も高いのはどれか。 1. 小腸粘膜細胞 2. リンパ球 3. 皮膚基底細胞 4. 軟骨細胞 5. 赤血球 問題 6. 正しい組み合わせはどれか。 a. 遺伝的障害-----確率的障害 b. 脱毛 --------確定的障害 c. 骨髄障害 ------確率的障害 d. 染色体異常-----確定的障害 e. 下痢 --------確率的障害 1. a,b  2. a,e  3. b,c  4. c,d  5. d,e 問題 7. 放射線による遺伝的影響で正しいのはどれか。 a. 低線量率での突然変異率の倍加線量は0.1〜2.0Svと計算されている。 b. 遺伝子突然変異は優性でも劣性でも起こりうる。 c. 突然変異の発生率は線量に依存する。 d. 染色体異常は光学顕微鏡下にて検出できる。 1. a,c,dのみ  2. a,bのみ  3. b,cのみ  4. dのみ  5. a〜dのすべて 問題 8. 被曝時期と障害の組み合わせで正しいのはどれか。 a. 着床前期 -------奇形 b. 器官形成期------貧血 c. 器官形成期------小頭症 d. 胎児期 --------新生児死亡 e. 胎児期 --------発癌 1. a,b,c  2. a,b,e  3. a,d,e  4. b,c,d  5. c,d,e 問題 9. 放射線障害について正しいのはどれか。 a. 胎児より乳幼児の方が障害が大きい。 b. 晩発性障害は被曝後10年以内に起こらない。 c. 線量率が高ければ障害が大きい。 d. 放射線宿酔は放射線照射期間中に発生する。 e. 奇形の発生にはしきい値がない。 1. a,b  2. a,e  3. b,c  4. c,d  5. d,e 問題 10. 実効線量当量限度について正しいのはどれか。 a. 白血病誘発を指標にして設定してある。 b. 放射線業務従事者よりも公衆の値は大きい。 c. 自然放射線に係わる線量当量の約2倍である。 d. 医療被曝は除外して計算する。 1. a,c,dのみ  2. a,bのみ  3. b,cのみ  4. dのみ  5. a〜dのすべて
43回(H.3.3,1991),最初に戻る
問題 1. エックス線による細胞死について誤っているのはどれか。 1. 分裂期死あるいは間期死を起こす。 2. 温度上昇が死の主原因である。 3. 神経細胞よりリンパ球の感受性が高い。 4. 障害の一部は回復し得る。 5. DNAの障害が主原因である。 問題 2. 放射線感受性について正しいのはどれか。 a. 細胞周期によって感受性が異なる。 b. 分化した細胞ほど感受性が高い。 c. 増殖性の細胞は感受性が高い。 d. 低酸素性細胞は感受性が低い。 1. a,c,dのみ  2. a,bのみ  3. b,cのみ  4. dのみ  5. a〜dのすべて 問題 3. 放射線被曝について正しいのはどれか。 1. 放射線は線量が少ないとき身体に残るときにある。 2. 誘発される障害は他の原因による障害と区別できない。 3. 誘発される障害の種類は線量率に依存する。 4. 誘発される障害の種類は線質に依存する。 5. 被曝後15年経過して障害が生じなければその後に障害が生じることはない。 問題 4. 放射線障害で正しい組み合わせはどれか。 1. 劣性致死突然変異-----確定的障害 2. 急性皮膚炎 --------確率的障害 3. 甲状腺癌 --------確定的障害 4. 腸管死 --------確率的障害 5. 再生不良性貧血 ------確定的障害 問題 5. 潜伏期間が最も短い放射線発癌はどれか。 1. 皮膚癌 2. 乳癌 3. 甲状腺癌 4. 白血病 5. 膀胱癌 問題 6. 晩発性障害でないのはどれか。 1. 乳癌 2. 寿命短縮 3. 骨髄死 4. 白内障 5. 再生不良性貧血 問題 7. 線量など照射条件が同じとき最も早く現れるのはどれか。 1. 白内障 2. 肺線維症 3. 中枢神経壊死 4. 口内炎 5. 白血病 問題 8. 放射線照射の障害を増強する因子はどれか。 a. 照射部位を冷却すること。 b. 照射部位に手術の既往歴があること。 c. 抗癌剤を投与すること。 d. 照射部位の血管造影検査をすること。 1. a,c,dのみ  2. a,bのみ  3. b,cのみ  4. dのみ  5. a〜dのすべて 問題 9. 骨髄移植のために行う10Gyの全身照射で注意すべき致死的反応はどれか。 1. 肺炎 2. 腎臓炎 3. 口内炎 4. 皮膚炎 5. 脳炎 問題 10. 胎内被曝による放射線障害について正しいのはどれか。 a. 自然発生の奇形と放射線被曝の奇形と区別することができる。 b. 奇形の発生は着床前期の被曝では少ない。 c. 着床前期に被爆すれば着床しないことがある。 d. 器官形成期に被爆すると主に発癌が起こる。 1. a,c,dのみ  2. a,bのみ  3. b,cのみ  4. dのみ  5. a〜dのすべて
44回(H.4.3,1992),最初に戻る
問題 1. 細胞の放射線線量効果関係のパラメータでないのはどれか。 1. D0 2. G0 3. Dq 4. n 5. α 問題 2. エックス線照射された哺乳動物細胞の線量効果関係を修飾する因子はどれか。 a. 線量率 b. 温度 c. 細胞の種類 d. 湿度 e. 気圧 1. a,b,c  2. a,b,e  3. a,d,e  4. b,c,d  5. c,d,e 問題 3. 細胞の放射線感受性を表すのはどれか。 1. TDF 2. LD50(30) 3. D0 4. NSD 5. G1 問題 4. 高LET放射線を照射された哺乳動物細胞に見られる現象として誤っているのはどれか。 1. 間期死 2. 核膜の損傷 3. DNAの損傷 4. 分裂時間の短縮 5. 細胞膜透過性の変化 問題 5. 陽子線の性質について誤っているのはどれか。 a. OERは1より小さい b. 約50%の線量は生体を通り抜ける c. 細胞の放射線障害からの回復が小さい d. DNAに対する作用は間接作用に比べて直接作用が多い e. RBEは1に近い 1. a,b  2. a,e  3. b,c  4. c,d  5. d,e 問題 6. A欄の方がB欄より放射線感受性の高いものはどれか。   A欄       B欄 a. 腎臓      肝臓 b. 卵巣      子宮 c. 筋肉      皮膚 d. 神経線維    小腸上皮細胞 e. 乳腺      水晶体 1. a,b  2. a,e  3. b,c  4. c,d  5. d,e 問題 7. 胚形成期と放射線効果との組み合わせで誤っているのはどれか。 a. 着床前期 -----発癌 b. 器官形成期 ----先天性奇形 c. 器官形成期 ----新生児死亡 d. 胎児期 ------発育遅延 e. 胎児期 ------出産前死亡 1. a,b  2. a,e  3. b,c  4. c,d  5. d,e 問題 8. 多分割照射について正しいのはどれか。 1. 照射間隔は2時間で十分である 2. 1日線量を多くできない 3. 照射期間は短くできない 4. 照射回数は同じである 5. 総線量を増やすことができる 問題 9. 公衆の線量当量限度(許容線量)が放射線業務従事者よりも低い理由として適切なのはどれか。 a. 公衆には子どもが含まれている b. 公衆は放射線管理を受けていない c. 公衆は被曝による直接的利益を受けていない d. 公衆は自分自身の職業による危険にもさらされている 1. a,c,dのみ  2. a,bのみ  3. b,cのみ  4. dのみ  5. a〜dのすべて 問題 10. 診断上の医療被曝で生じ得る障害はどれか。 1. 骨硬化性 2. 急性肝炎 3. 染色体異常 4. 再生不良性貧血 5. 知能低下
45回(H.5.3,1993),最初に戻る
問題 1. 図の細胞生残曲線のAはどれか。 1. n 2. G0 3. α 4. D0 5. β 問題 2. 放射線感受性が高いのはどれか。 1. 分化した細胞 2. 低酸素性細胞 3. 20゜Cにした細胞 4. 細胞周期の長い細胞 5. 分裂期の細胞 問題 3. 温熱療法について正しいのはどれか。 a. 40゜C加温でも効果がある b. DNA合成期の細胞は感受性が高い。 c. 温熱耐性が生じる。 d. 一回の治療時間は約10分である。 e. 併用する放射線投与線量を約半分に減らすことができる。 1. a,b  2. a,e  3. b,c  4. c,d  5. d,e 問題 4. 放射線照射1年後にみられるのはどれか。 1. 白血球数減少 2. 皮膚の発赤 3. 肺線維症 4. 発癌 5. 口内炎 問題 5. 成人がエックス線に全身被曝したとき、被曝集団でのすべてのがんに関する生涯リスクに最も近いのはどれか。ただし、10^4人・Gy当たりとする。 1. 0.1 2. 1 3. 10 4. 100 5. 500 問題 6. 1日2Gy、週5回連日照射で30Gy照射して生じる障害はどれか。 a. 永久去勢 b. 幼児骨成長阻止 c. 白内障 d. 心膜炎 e. 小腸潰瘍 1. a,b,c  2. a,b,e  3. a,d,e  4. b,c,d  5. c,d,e 問題 7. 線量当量について誤っているのはどれか。 1. 単位はSvである。 2. 吸収線量の関数である。 3. 線質係数の関数である。 4. 他の条件を一定にするとLETが小さくなるほど大きくなる。 5. 線源の分布、線量率などに左右される。 問題 8. 放射線被曝について正しいのはどれか。 1. 放射線は線量が少ないとき身体に残ることがある。 2. 誘発される障害は他の原因による障害と区別できない。 3. 誘発される障害の種類は線量率に依存する。 4. 誘発される障害の種類は線質に依存する。 5. 被曝後15年経過して障害が生じなければその後に障害が現れることはない。 問題 9. 放射線感受性の最も高い臓器はどれか。 1. 肺 2. 胆嚢 3. 肝 4. 心 5. 膵 問題 10. 医療被爆の評価に関して正しいのはどれか。 1. ホールボディカウンターでは14Cの量は測れない。 2. フィルムバッジは経験年数に応じて使い分ける。 3. 患者被曝線量は鉄化学線量計で測ることが望ましい。 4. 患者としての被曝線量は職業性被曝線量に加算することがある。 5. 二つ以上の放射線に被曝したときは大きい方の値を被曝線量として採用 する。
46回(H.6.3,1994),最初に戻る
問題 1. 放射線の生物学的効果と関係のないものはどれか。 1. Dq 2. OER 3. TAR 4. α,β 5. SLD 問題 2. 放射線感受性の最も高いものはどれか。 1. リンパ球 2. 精子 3. 小血管内皮細胞 4. 粘膜上皮細胞 5. 食細胞 問題 3. 細胞の放射線感受性について正しいのはどれか。 a. 細胞周期G2M期はS期より感受性が高い。 b. nの小さい細胞は障害からの回復が大きい。 c. 分化した細胞は感受性が高い。 d. D0の小さい細胞より感受性が低い。 e. 酸素分圧30mmHgでの感受性と正常酸素圧での感受性とに差はない。 1. a,b  2. a,e  3. b,c  4. c,d  5. d,e 問題 4. エックス線を照射された細胞について正しいのはどれか。 a. nが1であれば分割照射しても生存率は低下しない。 b. 酸素分圧が下がると生存率が上昇する。 c. 高線量率では生存率は低下する。 d. G1期よりG2M期で照射した方が生存率は低下する。 1. a,c,dのみ  2. a,bのみ  3. b,cのみ  4. dのみ  5. a〜dのすべて 問題 5. 陽子線の放射線生物学的の性質で誤っているのはどれか。 a. 高RBE b. 低OER c. 小さなSLDR d. 間期死の増加 1. a,c,dのみ  2. a,bのみ  3. b,cのみ  4. dのみ  5. a〜dのすべて 問題 6. 我が国の1年間一人当たりの総被曝線量はどれか 1. 8.50mSv 2. 3.75mSv 3. 1.48mSv 4. 0.16mSv 5. 0.01mSv 問題 7. 内部被曝による障害で決定臓器となりにくいのはどれか。 1. 甲状腺 2. 肺 3. 肝 4. 胃 5. 骨 問題 8. 放射線による発癌リスクが最も高いのはどれか。 1. 甲状腺 2. 胃 3. 膀胱 4. 膵臓 5. 肺 問題 9. 胎児の放射線被曝によって発生する可能性があるのはどれか。 a. 貧血 b. 流産 c. 奇形 d. 知恵遅れ e. 皮膚炎 1. a,b,c  2. a,b,e  3. a,d,e  4. b,c,d  5. c,d,e 問題 10. 耐容線量ないであれば放射線照射後に自然回復するのはどれか。 a. 口内炎 b. 皮膚炎 c. 白血球減少 d. 脱毛 1. a,c,dのみ  2. a,bのみ  3. b,cのみ  4. dのみ  5. a〜dのすべて
47回(H.7.3,1995),最初に戻る
問題 1. 細胞生存率曲線の指標となるのはどれか。 a. α/β b. n c. LD50 d. G0 e. D0 1. a,b,c  2. a,b,e  3. a,d,e  4. b,c,d  5. c,d,e 問題 2. 放射線による細胞死について正しいのはどれか。 a. 照射後細胞分裂する前に起こる。 b. DNAの障害より細胞膜の障害が多い。 c. 亜致死障害は時間と共に回復する。 d. 照射終了後の処置により細胞死する率が変わる。 e. 分割照射すると生存率は低下する。 1. a,b  2. a,e  3. b,c  4. c,d  5. d,e 問題 3. 高LET放射線の生物学的障害について正しいのはどれか。 a. 低LET放射線に比べて亜致死損傷の回復が大きい。 b. 低LET放射線に比べて線量率効果が小さい。 c. 低LET放射線に比べて酸素効果比が小さい。 d. RBEはLETの増加に比例して増加する。 1. a,c,dのみ  2. a,bのみ  3. b,cのみ  4. dのみ  5. a〜dのすべて 問題 4. 温熱療法について誤っているのはどれか。 1. S期細胞はG1期細胞より低感受性である。 2. 温熱耐性は43度加温で現れる。 3. 温熱療法は放射線損傷の回復を阻害する。 4. 低pH環境の細胞は高感受性である。 5. 正常組織は腫瘍組織より低感受性である。 問題 5. 放射線感受性が最も低いのはどれか。 1. 筋肉 2. 腎臓 3. 肝臓 4. 小腸 5. 皮膚 問題 6. 頚髄に長さ10cm照射して5年後に5%の放射線脊髄炎の生じる線量はどれか。 1. 10Gy/5回,1週 2. 30Gy/15回,3週 3. 50Gy/25回,5週 4. 70Gy/35回,7週 5. 90Gy/45回,9週 問題 7. 全身照射後,最も早く出現するのはどれか。 1. 白内障 2. 肺炎 3. 口内炎 4. 腎不全 5. 末梢血リンパ球数減少 問題 8. ヒトの低線量率被曝による突然変異の倍加線量はどれか。 1. 0.01 Gy 2. 0.1 Gy 3. 1 Gy 4. 10 Gy 5. 100 Gy 問題 9. 1990年のICRP勧告における作業者の年実効線量限度は5年平均でどれか。 1. 10 mSv/年 2. 20 mSv/年 3. 100 mSv/年 4. 200 mSv/年 5. 300 mSv/年 問題 10. 放射線による確率的影響はどれか。 a. 寿命の短縮 b. 白内障 c. 急性皮膚炎 d. 肺癌 e. 染色体異常 1. a,b  2. a,e  3. b,c  4. c,d  5. d,e
48回(H.8.3,1996),最初に戻る
問題 1. 放射線皮膚障害で照射後数時間以内に出現するのはどれか。 1. 萎縮 2. 潰瘍 3. 色素沈着 4. 紅斑 5. 脱毛 問題 2. 放射線感受性が最も高いのはどれか。 1. 精子 2. 毛髪 3. 肝細胞 4. リンパ球 5. 血管内皮細胞 問題 3. 放射線感受性が高いのはどれか。 a. 線維肉腫 b. 神経芽細胞腫 c. ウイルムス腫瘍 d. 悪性リンパ腫 e. 悪性黒色腫 1. a,b,c 2. a,b,e 3. a,d,e 4. b,c,d 5. c,d,e 問題 4. 放射線照射後の晩発影響はどれか。 1. 白血球減少 2. 口腔粘膜炎 3. 白内障 4. 下痢 5. 皮膚発赤 問題 5. ベルゴニー・トリボンドーの法則に関係あるのはどれか。 1. 線量率 2. 細胞の分化度 3. 線量・時間関係 4. 放射線のエネルギー 5. 細胞の酸素分圧 問題 6. 治療可能比が高くなるのはどれか。 1. 腫瘍周囲正常組織の耐容線量が低い。 2. 腫瘍細胞の放射線感受性が高い。 3. 腫瘍の容積が大きい。 4. 腫瘍中の低酸素細胞が多い。 5. 腫瘍細胞の分化度が高い。 問題 7. 一般的なNDSの計算に用いるのはどれか。 a. 全治療期間 b. 分割照射回数 c. 腫瘍の大きさ d. 照射野の大きさ e. 深部量百分率 1. a,b 2. a,e 3. b,c 4. c,d 5. d,e 問題 8. 温熱治療で正しいのはどれか。 1. 低酸素細胞は感受性が低い。 2. S期の細胞は感受性が高い。 3. 低pHの細胞は感受性が低い。 4. 週5回で5週間加温する。 5. 10〜15分間加温する。 問題 9. 放射線による確率的影響はどれか。 a. 再生不良性貧血 b. 骨髄障害 c. 肺線維症 d. 致死突然変異 e. 皮膚癌 1. a,b 2. a,e 3. b,c 4. c,d 5. d,e 問題 10. 内部被曝による障害で決定臓器となりにくいのはどれか。 1. 甲状腺 2. 肺 3. 肝臓 4. 胃 5. 骨髄
49回(H.9.3,1997),最初に戻る
問題 1. エックス線による細胞死について正しいのはどれか。 a. アポトーシスがある。 b. PLDR(潜在的致死傷害の回復)がある。 c. 亜致死障害からの回復がある。 d. S期の感受性が高い。 e. OER(酸素効果比)は1に近い。 1. a,b,c 2. a,b,e 3. a,d,e 4. b,c,d 5. c,d,e 問題 2. 放射線感受性について正しいのはどれか。 a. 低酸素細胞は感受性が低い。 b. 感受性は細胞周期によって変化する。 c. 高分化細胞は感受性が高い。 d. 増殖の盛んな細胞は感受性が低い。 e. 感受性は温度によって影響されない。 1. a,b 2. a,e 3. b,c 4. c,d 5. d,e 問題 3. 放射線感受性が高いのはどれか。 a. 腸上皮細胞 b. 神経細胞 c. 骨細胞 d. 皮膚基底細胞 e. リンパ球 1. a,b 2. a,e 3. b,c 4. c,d 5. d,e 問題 4. OER(酸素効果比)が最も低いのはどれか。 1. エックス線 2. 陽子線 3. γ線 4. 電子線 5. 速中性子線 問題 5. 陽子線について正しいのはどれか。 a. ブラッグピークがある。 b. RBEが1に近い。 c. 亜致死傷害からの回復がエックス線より大きい。 d. Dq(準しきい値線量)が小さい。 e. OER(酸素効果比)がエックス線より小さい。 1. a,b 2. a,e 3. b,c 4. c,d 5. d,e 問題 6. 高LET放射線について正しいのはどれか。 a. RBEが大きい。 b. DNA損傷の修復が少ない。 c. OER(酸素効果比)が大きい。 d. 正常組織の障害が少ない。 e. 細胞周期依存性が少ない。 1. a,b,c 2. a,b,e 3. a,d,e 4. b,c,d 5. c,d,e 問題 7. 放射線障害を受けやすいのはどれか。 1. 皮膚 2. 水晶体 3. 腎臓 4. 尿管 5. 肝臓 問題 8. 放射線発癌を発症しやすいのはどれか。 1. 舌 2. 肺 3. 増血器 4. 胃 5. 骨 問題 9. 放射線障害について誤っている組合せはどれか。 1. 皮膚萎縮 --- 晩発効果 2. 骨髄死 --- 早期効果 3. 口内炎 --- しきい値 4. 発癌 --- 確定的障害 5. 線量効果関係 --- シグモイド曲線 問題 10. 放射線障害のしきい値が最も低いのはどれか。 1. 胃潰瘍 2. 不妊 3. 心嚢炎 4. 肺線維症 5. 腎硬化症
50回(H.10.3,1998),最初に戻る
問題 1. 放射線荷重計数(WR)で正しいのはどれか。 a. 電子:1 b. 陽子(>2MeV):10 c. 光子:5 d. 中性子(0.1〜2MeV):20 e. 中性子(2〜20MeV):10   1. a,b,c 2. a,b,e 3. a,d,e 4. b,c,d 5. c,d,e 問題 2. 生物学的効果と関係ないのはどれか。 1. PLD 2. SLD 3. TDF 4. RBE 5. TPR 問題 3. RBEの小さい放射線はどれか。 a. α線 b. β線 c. γ線 d. 陽子線 e. 重イオン線   1. a,b,c 2. a,b,e 3. a,d,e 4. b,c,d 5. c,d,e 問題 4. 放射線による細胞死について正しいのはどれか。 a. 線量に依存する。 b. 線質によって変化する。 c. G0期は感受性が低い。 d. アポ トーシスはみられない。 e. 低分化型細胞は感受性が低い。   1. a,b,c 2. a,b,e 3. a,d,e 4. b,c,d 5. c,d,e 問題 5. 放射線感受性について正しいのはどれか。 1. 分裂期の細胞は感受性が低い。 2. 正常細胞は感受性が低い。 3. 増殖のはやい腫瘍は感受性が低い。 4. 低酸素下では感受性が低い。 5. 抗癌剤の併用は感受性に影響しない。 問題 6. 高LET放射線について正しいのはどれか。 a. RBEが小さい。 b. 細胞周期に依存する感受性の差が大きい。 c. 放射線損傷からの回復が大きい。 d. 低酸素細胞に有効である。 e. 速中性子線は高LETである。   1. a,b 2. a,e 3. b,c 4. c,d 5. d,e 問題 7. 放射線治療後の晩発反応はどれか。 a. 萎縮膀胱 b. 食道狭窄 c. 悪性貧血 d. 胃ポリープ e. 水頭症   1. a,b 2. a,e 3. b,c 4. c,d 5. d,e 問題 8. 血液照射で正しいのはどれか。 a. 輸血の拒否反応を押さえる。 b. 線量は15〜30Gyである。 c. 輸血血液中のリンパ球を破壊する。 d. GVHD(移植片対宿主病)を予防する。 e. GVHD(移植片対宿主病)が発症しても死亡しない。   1. a,b,c 2. a,b,e 3. a,d,e 4. b,c,d 5. c,d,e 問題 9. 患者の被爆線量が最も多いのはどれか。 1. エックス線CT 2. 経皮経管冠動脈拡張術(PTCA) 3. 上部消化管造影 4. 骨シンチグラフィ 5. 経静脈性腎盂造影 問題 10. 放射線の人体への影響について正しいのはどれか。 a. 確定的影響ではしきい値がある。 b. 白内障の発症は確定的である。 c. 遺伝的影響は確率的である。 d. 防護では距離を大きくすることよりも時間を減らす方がよい。 e. 一般人の線量限度は職業人と同じである。   1. a,b,c 2. a,b,e 3. a,d,e 4. b,c,d 5. c,d,e
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