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新世紀を迎えて、リハビリ医学・医療を担う私達は二つの明確な課題を意識しています。 少子高齢社会に突入した現在、障害者数の増大がリハビリ需要を激増させています。 一方、対応して急増した学校は粗製濫造の観を呈し、さらに学生数減少に伴う学校格差の 拡大が顕著になってきました。膨らんでも中身が薄まれば何にもなりません。 渾沌としてきた環境のなかで、社会の要請である効果的・効率的医療を創造するために 研究機能強化を加速すること、そして、優秀な人材を生み出すために教育機能を大胆に 進化させることが私達の課題です。 |