2.根拠のあるリハビリテーションの実施(データベースの活用)

 三脳卒中などにより、患者様の日常生活活動(食事、歯磨きや手洗い、着がえ、歩くなど)がこれまで通りに行えなくなります。我々は、リハビリテーションの実施により、日常生活活動がどの程度回復しているかを2週毎に記録しています。この記録により、何が改善し、何が課題なのかが明確になり、治療内容が改善されます。こうして集められた結果は四半期毎に治療チームにフィードバックされ、常に効率の良い治療方法を検討しています。また、これらの結果の一部は国内だけでなく世界にも情報発信し、リハビリの進歩に貢献しています。

〈入院患者さんの七栗データベース〉

CARD (Comprehensive and Accessible Rehabilitation Database)

長年の豊富な臨床経験を詳細なデータベースに記録

整理された4,000件を超すデータから個々の患者さんの将来を的確に見通し、最適な治療を行います。

 

〈データベースを使用した研究のご紹介〉

脳卒中片麻痺患者の歩行能力の経過について 〜入院時の歩行能力および下肢運動麻痺の重症度別による検討〜

 

連絡先:rehab7n@fujita-hu.ac.jp


<2018.10.10> 

                                                                  

 

    

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