リハビリテーションを学びたいけれど、新しいシステム、親しみのない地域にもう一歩を踏み出せない方もいらっしゃるかと思います。そのような方のために、このページを作りました。
以下の中から知りたいことを選んで、お読み下さい。もちろん、具体的な質問を園田にして下さっても結構です。どの段階からでも藤田のリハビリテーション医学講座に入ることが出来ます。入るか入らないかまったく不明な段階で相談をしてくれてちっとも構いません。
● 入局方法と臨床研修内容
藤田リハ入局方法 | 入局後の研修・臨床内容 | |
これから医師国家試験を受ける方 | リハ医学講座に相談しつつ、藤田保健衛生大学の研修プログラムに応募下さい。* | 初期研修(2年)は藤田保健衛生大学のシステムそのものです。選択科目としてリハを研修できます。3年目からは下欄を参照下さい。 |
初期臨床研修二年終了後 | 助手としての応募となります。 | 主治医として患者を受け持ちます。リハ専門医(場合により認定医)が指導医として同時に受け持ちます。 |
他科の医師からの転身 | 助手としての応募となります。 | 主治医として患者を受け持ちます。リハ専門医が指導医として同時に受け持つか、頻回の助言指導を行います。 |
若手リハ医からの転身 | 助手としての応募となります。 | 主治医として患者を受け持ちます。適時、リハ専門医からの助言を受けます。 |
指導陣としての参加 | 臨床、教育、研究の経歴に応じ、講師、助教授などとして応募して貰います。 | 若手医師の指導に当たって貰います。患者の受け持ちはその時の状況によります。 |
研修内容は典型的な場合を示してあります。さらに個々に応じた対応が検討されます。
研修場所は、藤田保健衛生大学病院(愛知県豊明市)と藤田保健衛生大学七栗サナトリウム(三重県久居市)のいずれかが指定されます。いずれの場合も、受け持ち患者への治療方針などは、責任者(豊明: 才藤栄一、七栗: 園田 茂)の回診や、チームラウンドなどでの相互チェックによりbrush upされます。経験を積んだ後は、藤田保健衛生大学坂文種病院(金山駅近く)での研修も行われます。
* 研修期間中に七栗を回る手段としては、鈴鹿回生病院の研修プログラムも利用できます。
● 受け持ち患者数
藤田保健衛生大学病院(愛知県豊明市)では、1人5-10人の患者をリハ科の患者として受け持ち、それ以外に外来(他科入院患者のリハ依頼も含む)患者を担当します。
藤田保健衛生大学七栗サナトリウム(三重県久居市)では、1人20-25人の患者を主治医として受け持ちます。
● 勤務態勢
基本的には週5日が藤田勤務で、残り1日を藤田外の病院で兼業することとなります。
● 宿舎
豊明にも七栗にも病院敷地内に職員宿舎があります。豪華とは言い難いので近隣から通う場合が多いです。
● 愛知・三重の風土
患者さんの性格は割とよく、のどかな土地だと思います。周囲の病院のリハ理解は不足気味ですが、リハを誤って思いこんでいるわけではないので臨床はしやすいです。基本的には車での移動となります。特に三重では公共交通機関は今ひとつ発達していません (園田は車無しで三重で暮らしていますが)。
2004.5.29 Shigeru S