卒業生 第2回生
藤田保健衛生大学坂文種報徳會病院リハビリテーション部
作業療法士 齋藤 千明(旧姓 小田木)
「創立10周年によせて 〜第2期卒業生として〜」
この度は,藤田保健衛生大学リハビリテーション専門学校創立10周年おめでとうございます.
開校して1年が経ったばかりの専門学校に希望に溢れ入学したのは,もう9年も前のことなのだと当時を懐かしく思い出すと共に,今回寄稿させていただくことで初心にたちかえる思いがしています.
入学当時のオリエンテーションの中で,現在は副校長として大変御活躍中の金田先生から「1期生,2期生,3期生が今後のこの学校を創っていくんだ」とのお話を伺ったことがありました.在学中は自分たちがどう学校を創っていけるのか実感が湧かないながらも,3年間という短い期間の中で学習すべき多くの内容に追われ忙しい日々を過ごしていました.就職してからの最初の3年間はやらなければいけない事に追われ毎日を無我夢中で過ごしていました.4年目を迎えた頃,やっと臨床だけでなく教育,研究を通して学校を創るということにわずかながら関われるようになった気がします.今年臨床経験7年目を迎え,これまでを振り返ってみると何かあればいつでも相談にいける専門学校の存在は私にとってとても大きなものでした.これからも臨床・教育・研究を通してお世話になった専門学校に微力ながら恩返しができたらと思います.
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