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第187回藤田保健衛生大学リハビリテーション部門研修会
日 時:2018年6月8日(金) 18:00〜
場 所:藤田保健衛生大学病院 外来棟 503会議室
講 師:松本 省二先生
藤田保健衛生大学医学部脳卒中科教授
テーマ:急性期脳卒中治療で大切なこと
今回は松本省二先生に「急性期脳卒中治療で大切なこと」と題してご講演頂きました.
今回の講演では,脳卒中の概要の説明から始まり,脳梗塞を発症してからt-PAの早期投与に向けた取り組みについて詳しくご説明頂きました.
t-PAの早期投与を達成するために,t-PAスクランブルというプロトコルを作成し,病院到着からの投与時間が短縮したことをご説明頂きました.また,「Task Calc.Stroke(タスカル)」というタブレットを用いたシステムの開発により,院内の情報共有がさらに容易となり,今後救急搬送時間の短縮にも貢献するシステムとなり得ることをご説明頂きました.
急性期の早期リハビリテーションにおいても多職種との情報共有が重要であり,情報共有がより容易となるシステムを考えることが必要であると感じました.
2018/6/8 kato & junya