2002医学生
夏期リハビリセミナー
藤田保健衛生大学
2002.8.7-8.9 今年も夏期リハビリセミナーが行われました。総勢10名が参加してくれました。
1日目
リハビリ診察に最低限必要な診察法解説、脳卒中患者診察デモンストレーションを行った後、午後からは、3グループに分かれ、自分で診察してみる体験をしました。回復期リハビリ病棟を舞台に行われている訓練を実際に見ながら、どのようなねらいでどんな訓練がされているのか説明がありました。当科で行われている研究の一部 (constraint-induced therapy、失語症の中枢の検討、半側空間失認)も紹介されました。
夕方はセミナー参加者と七栗リハビリテーションセンター医師との懇親会がありました。リハビリ専門病院で、自分が主治医としてリハビリをするということがわかってもらえたのではないかと思います。
まず、前日のつづきの患者診察、訓練見学がありました。続いて嚥下の勉強、嚥下造影の実習、カンファレンス参加、などがあり、さらに、研究の雰囲気を味わってもらうため、Fitsの法則を実践してもらいました。Fitsの法則の実習は、左右の丸印を交互にタッチする課題で、丸印の半径と丸印間の距離をさまざまに変えて秒数を測りました。
終了後名古屋に向かい、名古屋駅の上のレストランで第一病院の医師達と宴会になりました。才藤栄一教授の博識に圧倒される学生さん、くらいつく学生さんと様々な楽しみかたをしてもらえたのではないでしょうか。
3日目
大学病院での他科が主治医の患者のリハビリを中心に外来を研修しました。さらにリハビリ医の技術である筋電図や嚥下について学び、装具も実習しました。さらにリハビリとは何かという大きな課題をまとめとして勉強しました。
参加しなかった皆様へ。
次は皆様が来てください。では、来年。
2002.8.9 Shigeru Sonoda